小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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5月22日の天声人語

投稿者: nanomuses 投稿日時: 2003/05/22 18:50 投稿番号: [70435 / 232612]
■《天声人語》


  「有事法制のことを知っていますか」。東京・駒場の東大教養学部で、学生はそういって有事法制反対を訴えていた。昔の激越な演説調とはまるで違う柔らかな語りかけだ。キャンパスも5月の日差しのように穏やかだった。

  この学生たちのはるか先輩にあたる人物のことを思った。「不可解」の言葉を残して日光の華厳の滝に身を投げた一高生の藤村操(ふじむらみさお)である。17歳になる直前だった。この自殺は当時の世の中に驚くべき衝撃を与えた。

  藤村はその日、滝の近くの大樹をナイフで削り「巌頭之感(がんとうのかん)」と題した遺書を記した。「悠々たる哉天壌(かなてんじょう)、遼々(りょうりょう)たる哉古今」で始まる格調高い文章である。万有の真相は「不可解」で、煩悶(はんもん)の末に死を決断した。胸中に不安はない。「大なる悲観は大なる楽観に一致する」と結んだ。100年前のきょうだった。

  後に岩波書店をおこす一高生の岩波茂雄などは友人と「巌頭之感」を読んではよく泣いたそうだ。黒岩涙香は「哲学的死」といって追悼した。多くの若者が藤村のような「哲学的死」に走った。

  藤村に英語を教えていたのが夏目漱石だった。野上豊一郎の回想では、死の少し前「予習してこないような奴(やつ)は授業に出なくていい」と藤村を叱(しか)った。彼は授業に出なくなった。漱石は内心気にしていたようだが、野上は英語のことなど既に藤村の頭になかったろう、と。

  現代の若者もまた別種の悩みを抱えてはいよう。ただ頻発するネット自殺という心中には「不可解」の思いを禁じえない。生の充実も死との緊張もともに薄れている時代ではないか。


有事法制について語りかける大学生がネット自殺とどう関係がある?
強引すぎて意味不明。
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