小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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その危うさはわが有事法制でも同様である。

投稿者: saku_saku_5 投稿日時: 2003/05/17 09:53 投稿番号: [69272 / 232612]
もう・・・・・ネタなのかバカなのかと・・・・

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■《天声人語》


  平人、凡人、文臣、文人、民人、文治人、平和業務者、世界人、文化人、地方人。「シビリアン」という英語をどう邦訳するか。戦後の新憲法づくりの過程で専門家らが知恵を出しあって考えた訳語である。

  総理大臣や国務大臣はシビリアンでなければならない。貴族院での審議中、GHQ側からその条項をいれるように要請があったため大慌てで検討した。結局採用されたのは「文民」という造語だった。文武の武を外し、臣民の臣を外してくっつけたのが文民である。「武臣」の反対語としてふさわしい、と。当時の小林貴族院書記官長が後に朝日新聞で経緯を明らかにしている。

  軍人による支配を排除するシビリアンコントロール、つまり文民統制という発想そのものが日本にはなかったことがよくわかる。一方、GHQとして日本占領を推進した米国は文民統制を原則とする国である。

  その米国でのこと、ブッシュ大統領が先日、空母リンカーンでイラク戦争の戦闘終結宣言をした。米軍機で飛来し、操縦服姿で降り立った。その「演出」を米国の経済学者P・クルーグマン氏が痛烈に批判した。米軍の英雄だったアイゼンハワー大統領さえ「軍服着用」を避けた。その伝統を破った恥知らずぶりを誰もとがめない、と。

  「滑稽(こっけい)というより空恐ろしい」とはクルーグマン氏の言だが、確かに文民統制という原則さえあれば安心というわけではない。背広姿の文民が軍人以上に軍人的ということは常にありうる。制度に安住はできない。

  その危うさはわが有事法制でも同様である。
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