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MDに期待される効果:核拡散防止

投稿者: ahoahoahocha6 投稿日時: 2003/05/02 00:49 投稿番号: [66013 / 232612]
補足-TMDの構想
(1)   数百万平方キロメートル(地球表面積の数%) の広域と高度約千キロメートルまでの空間を対象として、(2)   宇宙を含む空中、洋上及び地上にC4ISR(指揮、統制、通信、電算、情報、監視及び偵察)ネットを設置し、(3)   ミサイル発射情報を早期に探知、識別し、(4)   空中、洋上及び地上に配備した長、中及び短の各射程の要撃システムを以て、 (5)   被害を受ける圏内にミサイルが入る前までの極く短い時間内にこれを無 力化することを主目的とする、(6)大中小の茶碗を合せ伏せた形の多層迎撃装 備体系で、システムズのシステムである。

  長距離(上層)で迎撃する装備としては、THAAD(戦域高高度広域防衛シ ステム)、NTW(海軍戦域防衛システム)が中核である。中・短距離(中・下 層)でのものは、MEADS(中距離拡大防空システム)、イージス艦の兵器体系を中核にしたNA(海軍広域システム)やPACー3(パトリオット先進能力 3型)がある。打ち上げ初期段階(ブースト・フェイズ)でも、ミサイル破壊を狙えるものにはABL(空中レーザーシステム)などがある。これらの研究・開発が米国で高い優先順位のもとで進められており、その成果の一部は既に実用に供されていると考えられる。これの地球規模のものは、大陸間弾道弾に対処し得るものとして構想され、SDIと呼ばれて推進され、ソ連の崩壊をもたらす重要な一因となった。現在、その 各種の成果は、TMDの開発には言うまでもなく、種々の装備品などに応用されている。現在、地球規模のものは、東西冷戦の終結によってその必要の度合いが後退しているが、NMD(国家ミサイル防衛)と名前を変えて、TMDに次ぐ優 先順位の下に開発が進められている。
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