小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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北朝鮮体制の動揺(4)

投稿者: ahoahoahocha6 投稿日時: 2003/04/20 16:27 投稿番号: [63894 / 232612]
http://www.weeklypost.com/jp/

(4) 独裁者がたどる“フセインの道”


  日本政府が北朝鮮への経済封鎖を進めてきたのは、核ミサイル開発を食い止めようとするアメリカの要請に基づくものだ。
  そうした在日組織の引き締めが効果をあげている半面、送金ルートを断ったことで抜き差しならない危機に直面していることにこの国はあまりにも鈍感すぎる。
  アメリカから防衛庁に伝えられた軍事情報によると、北朝鮮のミサイル基地では10基のミサイルがはっきり日本を射程に入れて発射準備を終えている。『ノドン』と『テポドン2号』である。
  防衛庁の情報分析部門の幹部が打ち明ける。
「今年2月末の段階では地下発射基地に準備されたノドンは1基だけだったが、3月になって10基あまりが確認されている。もう一つ、朝鮮半島北部の舞水端の地上発射台に据えつけられたのは新型の長距離弾道ミサイル『テポドン2号』の可能性が強いことがわかった。全長35メートル、2段式で1段目は新開発のブースター、2段目にノドン2号が載っている。射程は推定6000キロから8000キロだから、ハワイやアメリカ西海岸まで届く。こちらはまだ実験段階で、精度がどの程度なのかは不明だが、ノドンの方は間違いなく日本に着弾できる能力を持っている」
  平壌放送は4月に入ってしきりに、
<日本は攻撃圏内にある>
  ――そう威嚇しているが、金正日総書記の瀬戸際外交が通用しないと断念するか、国内のクーデターなどによって政権がいよいよ危機に陥った時に、ミサイルが発射される危険性は当然、想定しておかなければならない。
  イラク戦争ではバグダッドが陥落したが、金正日総書記が辿ろうとしている道はフセインとあまりにも似ている。北朝鮮の核危機とは、そもそも11年前に同国がIAEAに加盟した際に報告した保有プルトニウムの量が違っているのではないか、という疑惑が端緒になっている。その後、IAEAによる査察が始まった。フセインも湾岸戦争後、大量破壊兵器を廃棄せずに隠し持っているという疑いから国連の査察を受け、途中で査察団を国外退去させたことで米英は不信感を募らせ、武力行使へとつながった。
  金正日氏もまた、IAEAの査察団を退去させてNPT脱退を表明した。
  北朝鮮が核開発の放棄と査察団を再び受け入れることを約束しない限り、北東アジアの緊張が解けることはありえないが、金正日氏に今のところ譲歩の気配はない。
  しかし、残された時間はあまりない。その差し迫った緊迫感は北朝鮮だけでなく、日本の問題であるということを忘れてはならない。
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