既出で申し訳ありません。
投稿者: yurayurasuru 投稿日時: 2003/04/13 01:19 投稿番号: [62488 / 232612]
東京大空襲
(わたしには疎開先がなかった)
学校から家の方角に火の手が上がっているのが見えた。
先生に促され、夢中で家まで走った。
途中、頭越しに焼夷弾がかすめた。
恐怖という感覚はもはや私にはなかった。
途中で父に合った、必死に消火活動をしている。
父はこの地域の警防隊長だった。
父が言った、
「家が燃えているよ。」
たどり着くと、私の家はほとんど燃え尽きていた。
母は隣組長だった。
ねえやはしばらく前に田舎に帰っていた。
家の前には、すぐ上の姉がひとり
黒いコウモリ傘を胸に抱き呆然と立っていた。
その日を境に生活は一変した。
母は60の声を聞かずに、あっという間に逝ってしまった。
母の生涯はあの日で終わっていたのかもしれない。
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これは、わたくしの母の体験である。
これは メッセージ 62484 (stk777jp さん)への返信です.
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