小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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>>ポイント オブ ノーリターン

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2003/04/12 09:24 投稿番号: [62316 / 232612]
韓国の太陽政策にはもう一つの意味があるようです。
重村智計が以下のHPで述べています。
(ただし、記事は長いですし99年のものですからちょっと古いです)

http://www.asahi-net.or.jp/~ew5m-asi/awiis/1/1.htm#kiji_3

つまりここで彼が言っているのは、韓国は「統一を当面望んでいないということ」です。
仮に何らかの事情で北が崩壊すれば、独の例からみて高コストの統一「韓国は経済回復に50年要する」としています(私はそんなに要するとは思いませんが)。
いずれにしても韓国としては平和な中で支援しつつ交流を深めることによって、北が次第に韓国に近づいてきてほしいというわけです。
(私の考えでは、格差がかえって拡大していくような気もしています)。

以下は私論です
韓国の立場になって以下のケースを考えました(いささか強引単純な図式)。
①本格的戦争=韓国の絶夢
韓国が最大のダメージを受け米日の支援を受け戦勝でしても、統一後の回復が戦禍もあり大変。それ以前に人的被害は避けられないでしょう

②北朝鮮の崩壊=韓国の悪夢
経済制裁・クーデター等で(突然)金王朝が崩壊し、(戦争無しで)韓国が実質吸収できるような状況になっても、上記の統一コストの問題が出てきます。
韓国にすれば本音は迷惑なわけですが、大義名分から避けられません。
(この場合必ず開発支援の最大スポンサーとして日本が要請されるでしょう)

③韓国の太陽政策が功を奏し、北が軟着陸=韓国の望夢
この場合、非常に長い時間をかけ、段階を踏んで平和統一に向かう。
これは韓国としては最もハッピーなシナリオでしょうが、その間の支援の食糧等の負担も大きいものと思います。
それに「気まぐれ国家」=将軍様とうまくつきあっていかねばならず、常に地政学的リスクを日本とともに持っていることになります。

いずれにしても、韓国にとって、平和であろうと、戦争をしようと、現在もかなり将来をみても、北の同胞を大なり小なり背負って行かなければならないという運命があると思います。
戦後の分裂・朝鮮戦争の悲劇、統一の機会がありそうだけれどそれを回避しなければならない悲しさ

こういう中で、現在の北の対応(=暴走に近い)から見て、日米が了解できるような③にまとまりそうもなく、日米は経済制裁に傾き韓国と不一致になるではないでしょうか。
(ただし北は、表では国内向けもあり強硬なことを言いますが、裏の協議ではかなり現実的かと思います=それが現在北・米国で進められているかも知れません=94年の例)。

日本とすれば、言われますように、現実的な対応として有事体制の整備を急ぐということだと思います。
周辺事態法・船舶検査法もできましたし、あとは有事立法でしょう。
やはり「備えあれば憂いなし」ということで。
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