サクラ、サクラ
投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/04/08 21:18 投稿番号: [61427 / 232612]
私は桜の花が好きだ。私以外の日本人も、その多くがそうだろう。
私の住む地方では、満開となって咲き誇っていた桜の花の多くが、今日の悪天候ではらはらと散ってしまった。
路面に落ちた花びらを踏んで家路を辿る時、ふとある電文を思い出した。
「サクラ、サクラ。」
これは、ある南方の島でアメリカ軍と絶望的な戦いを展開していた守備隊の訣別電である。
暗号電文ということだから、散る桜にかけた、部隊の玉砕を知らせる電文だろうと思う。
この電文を打電した通信兵の脳裏には、おそらく故郷の美しく咲き誇る桜が浮かんでいたに違いない。故郷と、なつかしい人々を思い出しながら、電鍵を叩いていたに違いない。その眼には涙が浮かんでいたかもしれない。その涙が乾ききらない内に、通信機材を破壊し、暗号書類を焼却し、最後の突撃に向かう隊列に加わったのかもしれない。
そんなことを、ふと、思った。
現在の北朝鮮には、かつて日本人が住んでいたが、桜は植えられているのだろうか。
拉致された日本人達が、美しく咲く桜の花を見る機会はあったのだろうか。
北朝鮮の許し難い犯罪行為の犠牲となった人たちに、いつか必ず故郷の桜の花を見せてあげたいと、心からそう思う。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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