小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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奇襲

投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/04/06 01:00 投稿番号: [60938 / 232612]
いえ、説得力を十分感じる返信どうもありがとうございます。

一点。

私も霞ヶ関ではありませんが、同じような状況で感じること。

「根回し」「慣例」「ボトムアップ」の弊害。しかし、この手順がないと進まないという厳然たる事実。

みなが、「一生懸命」職務を遂行しているのはどこの執行部でも同じかもしれません。しかし、決定に時間がかかりすぎます。これは、平時ならばそれが、かえって施策が熟成することにもなる場合も多い。

有事の場合は決定的に不利です。

わが国は、奇襲にものすごく弱いと思います。こう書くと、奇襲というが、どの国が攻撃してくるのかと質問される平和主義者のかたが見えるかもしれません。ですから、あえて奇襲とは言わず、不測の事態とでも言いましょうか。

それは、サリン事件しかり。このトピで何度も書きましたが、あの忌まわしい多数の犠牲者を出し、いまだにその後遺症に苦しむ多数の国民がいるにも関わらず、国民レベルでのマニュアルの配布などはされているでしょうか。

そういう積み重ねこそが、テロなどに対する対策と言えると思います。また、行政の仕事でもありましょう。ソウルでの地下鉄の事件も、情報を集めて詳細に検証しているでしょうか。

会議でよく出る言葉。「十分審議するべきである」確かにそうでしょう。

しかしながら、奇襲、不測の事態とは意味合いが違うのが承知での発言です。阪神・淡路大震災の際、その発生の数時間後、アメリカの第七艦隊の司令官より、村山総理(当時社会党)宛てに、「状況は理解しています、要請があれば艦隊を救助に急行できるように態勢を整えている」との報告に数時間の「慎重なる審議」により、却下したということは、よく知られております。

また、その際、自衛隊の災害出動についても、「さらなる慎重な審議」が行われ、初動態勢の顕著な遅れが、何をもたらしたかは周知の事実です。おまけに、派遣された自衛隊隊員に「自衛隊は帰れ」という横断幕をもって迎えた所属政党のことも有名であります。

何が言いたいか。
アメリカの迅速性ばかりを賛美するつもりはありません。そのアメリカでさえ、9・11テロでは奇襲攻撃を受けています。

しかしながら、日本の危機管理体制の甘さも見るにつけ、あのテロ以来アメリカが行っている、テロ対策を参考に、その対策を深く考えることは、「イラク攻撃」を支持した国として、あるかもしれないテロに備えることは当然かと思います。

その対策が、極東の安全保障上、あるかもしれない「事態」へのシュミレーションも兼ねるかもしれません。

日本は、十分な審議のもとに行う、世界を驚かせる奇襲攻撃を行う際には、得意な国家かもしれませんが、奇襲攻撃を受ける際には、世界が驚くほど「脆い」国家かもしれません。
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