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第一次大戦の毒ガス戦

投稿者: ahoahoahocha6 投稿日時: 2003/04/04 23:15 投稿番号: [60651 / 232612]
毒ガス

4月22日午後5時ドイツ第4軍(ウユルテンベルグ公)はイープルで西部戦線初の毒ガス攻撃を実施した。約5700本のガスボンベを準備し発射のタイミングをうかがっていたが、ようやく絶好の風が訪れた。

前面はフランスのアルジェリア師団で兵士はズアーブ族が多かった。ガスは塩素ガスでその黄色とも緑ともつかない気体がたちこめると、アルジェリア兵は逃げ出すかその場で痙攣して死亡したといわれる。

毒ガス

カナダ第1師団

アルジェリア師団の右翼にいたカナダ第1師団の記録をみてみよう。

『カナダ第1師団は宣戦布告とほぼ同時に編成され、ケベックのキャンプで訓練それも小銃の発射とか基本訓練にあけくれた。兵員はすべて志願兵で、それまで兵士として訓練経験のあるものは希だった。

その後イギリスに渡りさらに5ヶ月訓練をうけ、実戦に適するとみなされた。イープルの突出部についたのは4月17日でそのまま第1線の塹壕に配置された。

師団長(アルダーソン)と少数の参謀はイギリス本国人だったが旅団長以下はすべてカナダ人で、将校の大部分も民兵としてパートタイムの軍人の経験しかなかった。そしてこのアマチュアの師団が、最も有能な将校の率いられ、自ら最強と疑わないプロフェッシナルな兵士と戦うことになるのだ。

4月22日毒ガス攻撃のあった日、第10歩兵大隊の日誌は次のように伝える。マクラーレン少佐の観察によると「北西から砲弾の破裂音をきくと同時に奇妙な色(黄、緑、灰色ともつかぬ)の雲を目撃した。地面近くの色が濃く上に行くと薄くみえた。フランス軍がいつもと違う火薬を使ったのかとも思った。」

しかし毒ガスは密集した兵のいるイープル突出部では極めて効果的だった。塩素ガスは空気より重いため、塹壕に容易にたまり、そして兵士がよくカバーとして利用すろ砲弾跡にも残留し被害を与えた。アルジェリア師団は跡形もなく後退し幅4マイルに及ぶ空隙が生じた。その空隙にドイツ歩兵部隊が突撃し半円状の土地が奪われた。
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