アメリカの誤算と戦争の長期化 ②
投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/03/29 00:18 投稿番号: [59136 / 232612]
[コメント]私は簡単に「たたく(攻撃する)」とか、「なぎ倒す」とか「とどめを刺す」などの言葉を使いますが、このような言葉に慣れていない人には不快感を与えるような気がします。その言葉の意味は言うまでもなく人を殺すという行為を指してします。それをゲームをやるように、簡単な言葉で表現することにとまどっています。これからは言葉にも少し気をつけようと思います。
さてイラク戦争はアメリカの誤算で長期化の様相を見せ始めました。まず第一の誤算はトルコから第4師団を投入できなかったことです。北部からの圧迫が行なえなかったので、南部からの攻撃に迫力を欠いてしまったようです。まさかトルコが駐留を反対するとは予想していなかったと思います。次に南部シーア派の反フセインといった反乱が起こらなかったことです。アメリカは解放軍になることに失敗しました。ですからフセインの特殊部隊に補給線を襲撃されてしまったのです。さらに共和国防衛隊が予想以上に戦っていることです。明らかに敗戦が予測され、兵器の質でも劣っている共和国防衛隊が、これほどまで米英軍を相手に戦うとは思っていなかったと思います。
それに砂嵐です。カルバラを攻めている大事なときに、猛烈な砂嵐でアパッチ攻撃ヘリやA−10攻撃機を使えなかったことです。これは誤算というより、気象予報官の判断ミスかもしれません。砂嵐の発生と期間を見誤ったようです。
イラク軍は米陸軍の第4機械化歩兵師団が、クエートに到着して進撃を開始する数週間の間に、特に砂嵐の時期を狙って米英軍に攻撃を仕掛けてくると予想しています。晴天なら米英軍の航空戦力によって撃破されてしまうからです。
昨日、イラクの航空地図を見ました。するとクートに空港があることがわかりました。クートはバクダッド攻略の最重要地点になるでしょう。今、クートに向かって米軍の海兵隊が進撃しています。そして途中の道路の周辺には、多数のフェダーイン・サダム(サダムの戦士)が潜入しています。大変な激戦が予想されます。なぜならフェダーイン・サダムには航空戦力はほとんど通用しません。
まもなくカルバラはアメリカ軍が占領します。しかしクートをめぐる戦いは熾烈になります。北部への展開はカルバラとクートの戦闘が終わり、一息ついてからの作戦と思います。ですから昨日の北部への空挺部隊1000人の降下は、宣伝の色彩が濃い作戦といえます。北部のイラク軍を南部に移動させないために脅しをかけたのです。
これは メッセージ 59134 (masa4618 さん)への返信です.
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