ラマダン副首相はこの人
投稿者: yamadaakira764 投稿日時: 2003/03/22 10:53 投稿番号: [57520 / 232612]
田原スクープ直撃!イラク副大統領
〜「予定は未定」イラク取材顛末記〜
「朝9時半からラマダン副大統領が会いますので、10分後にホテルのロビーに降りて来て下さい」
これが1月5日朝9時、我々取材班をたたき起こしたバース党関係者からの電話だった。
前日の1月4日土曜日午後7時からアジズ副首相の独占インタビューを収録し、そのまま徹夜で朝4時(日本時間午前10時)の生中継になだれ込んだ我々がベッドに就いたのは、 その電話のわずか2時間半前のことだった。
「エッ!」、頭が混乱したまま急ぎ、カメラマン、通訳らに連絡し、田原総一朗さんを含めた我々取材班がイラク政府官邸に到着したのは9時35分頃だった。
思えば大晦日(実際は新年)の「朝まで生テレビ」の司会を終えて、田原総一朗さんがテレビ朝日を出発したのが1月1日午前10時。成田空港からドイツのフランクフルト、ヨルダンのアンマンで飛行機を乗り継ぎ、バグダッドのホテルに到着したのは1月2日午後8時頃だった。日本との時差は6時間あるため、およそ40時間の長旅で疲れ果てていたはずの田原さんだが、翌3日はバグダッド市内の市場や病院を取材。そして先述のアジズ副首相独占インタビュー、「サンデープロジェクト」生中継と、苛酷な日程が続いていた。
しかし、そこはさすが百戦錬磨のジャーナリスト。取材と取材の合間は68歳の人間そのものだが、カメラが回り始めるやいなや、田原さんの口からは舌鋒鋭い質問が次々と飛び出し、イラク政府側、テレビ朝日側の関係者をも冷や冷やさせるほどエネルギーに満ちあふれてくるのだ。
いずれにしても、田原さんはもとより、サンプロスタッフも強行日程に相当疲れていたのだが、ラマダン副大統領の独占インタビューが撮れるのであれば、顔も洗わず、歯も磨かずとも行くしかないではないか。
実はラマダン副大統領のインタビューは前日、アジズ副首相の前に行われる予定だったのだが、我々の再三の要請にも関わらず、相手側ののっぴきならない理由のため、実現していなかったのだ。
独占インタビューの内容は1月12日に放送した通りだが、田原さんとラマダン副大統領の丁々発止のやりとりは見応えがあった。特にサダム・フセイン大統領の独裁体制について田原さんが突っ込んだ際、ラマダン副大統領の口から「そのような失礼な質問はすべきでない」との言葉が出たとき、我々スタッフは思わず息をのんだ。(田原さんは内心ほくそ笑んでいたかもしれないが…)
しかし、洋の東西を問わず、1時間半近く1対1の対談を行えばお互いの考えはわかってくるものだ。そして、言葉には出ずともその表情で相手の本音、性格、立場も分かってしまうのがロングインタビューの怖さでもあり、醍醐味なのだろう。
筆者は今回で4度目のイラク取材になるが、言論が必ずしも自由でないイラク人の本音を聞き出すとき、やはり10分や20分のインタビューでは十分でないと思っている。そういった意味で今回、田原さんが行ったラマダン副大統領とアジズ副首相の独占インタビューは政権存続の瀬戸際に立たされたイラクなりの考え方を聞く上で、非常に貴重なスクープになったと断言できる。
〜「予定は未定」イラク取材顛末記〜
「朝9時半からラマダン副大統領が会いますので、10分後にホテルのロビーに降りて来て下さい」
これが1月5日朝9時、我々取材班をたたき起こしたバース党関係者からの電話だった。
前日の1月4日土曜日午後7時からアジズ副首相の独占インタビューを収録し、そのまま徹夜で朝4時(日本時間午前10時)の生中継になだれ込んだ我々がベッドに就いたのは、 その電話のわずか2時間半前のことだった。
「エッ!」、頭が混乱したまま急ぎ、カメラマン、通訳らに連絡し、田原総一朗さんを含めた我々取材班がイラク政府官邸に到着したのは9時35分頃だった。
思えば大晦日(実際は新年)の「朝まで生テレビ」の司会を終えて、田原総一朗さんがテレビ朝日を出発したのが1月1日午前10時。成田空港からドイツのフランクフルト、ヨルダンのアンマンで飛行機を乗り継ぎ、バグダッドのホテルに到着したのは1月2日午後8時頃だった。日本との時差は6時間あるため、およそ40時間の長旅で疲れ果てていたはずの田原さんだが、翌3日はバグダッド市内の市場や病院を取材。そして先述のアジズ副首相独占インタビュー、「サンデープロジェクト」生中継と、苛酷な日程が続いていた。
しかし、そこはさすが百戦錬磨のジャーナリスト。取材と取材の合間は68歳の人間そのものだが、カメラが回り始めるやいなや、田原さんの口からは舌鋒鋭い質問が次々と飛び出し、イラク政府側、テレビ朝日側の関係者をも冷や冷やさせるほどエネルギーに満ちあふれてくるのだ。
いずれにしても、田原さんはもとより、サンプロスタッフも強行日程に相当疲れていたのだが、ラマダン副大統領の独占インタビューが撮れるのであれば、顔も洗わず、歯も磨かずとも行くしかないではないか。
実はラマダン副大統領のインタビューは前日、アジズ副首相の前に行われる予定だったのだが、我々の再三の要請にも関わらず、相手側ののっぴきならない理由のため、実現していなかったのだ。
独占インタビューの内容は1月12日に放送した通りだが、田原さんとラマダン副大統領の丁々発止のやりとりは見応えがあった。特にサダム・フセイン大統領の独裁体制について田原さんが突っ込んだ際、ラマダン副大統領の口から「そのような失礼な質問はすべきでない」との言葉が出たとき、我々スタッフは思わず息をのんだ。(田原さんは内心ほくそ笑んでいたかもしれないが…)
しかし、洋の東西を問わず、1時間半近く1対1の対談を行えばお互いの考えはわかってくるものだ。そして、言葉には出ずともその表情で相手の本音、性格、立場も分かってしまうのがロングインタビューの怖さでもあり、醍醐味なのだろう。
筆者は今回で4度目のイラク取材になるが、言論が必ずしも自由でないイラク人の本音を聞き出すとき、やはり10分や20分のインタビューでは十分でないと思っている。そういった意味で今回、田原さんが行ったラマダン副大統領とアジズ副首相の独占インタビューは政権存続の瀬戸際に立たされたイラクなりの考え方を聞く上で、非常に貴重なスクープになったと断言できる。
これは メッセージ 57517 (yamadaakira764 さん)への返信です.