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中国に潜む脱北者は数万〜10万人

投稿者: masa4618 投稿日時: 2003/02/23 14:47 投稿番号: [51780 / 232612]
この問題はいよいよ、現実問題として取り上げられるようになるのでしょうか。


「脱北者」急増、NGOが多彩な橋渡し戦術   外務省困惑

  北朝鮮から中国へ逃れた住民(脱北者)が日本行きを求めて行動を起こす例が、この2カ月足らずで未遂を含め4件となった。過去に日本へ来た脱北者の数は数年間で数十人とされ、最近のペースは異例の多さだ。日本が受け入れやすいよう、刻々と戦術を変えて手引きする非政府組織(NGO)の存在が背後にある。
  4件は(1)密航船で亡命しようとして1月18日に中国当局に拘束された数十人の男女(2)誘拐被害者として保護され、1月29日に帰国した日本人女性(3)2月18日に北京の日本人学校に駆け込んだ北朝鮮の女性ら4人(4)21日に瀋陽の総領事館に保護された日本人女性と娘。

  いずれもNGOや現地支援者が力を貸した。無事保護のため、様々な工夫がこらされた。

  一つは映像記録。4件中3件は駆け込みの様子や帰国を求めて懇願する脱北者の様子を映像に撮り、公開した。失敗した時、世界に向けて人道措置を訴える狙いがあるとみられる。昨年5月の瀋陽事件以後、定着したようだ。

  もう一つは手法。大量亡命を目指した1月18日の時は2隻の密航船を仕立てた。一方で「大使館は警備が厳しい」と、2月18日の駆け込み先に日本人学校を選んだのも支援団体の知恵だ。この時は支援団体が直後に北京の日本大使館や外務省に電話し、「4人を入れて下さい。瀋陽事件の二の舞いになる」と交渉。大使館の職員を説得した。

  その3日後に帰国希望の名乗りを上げた日本人女性と娘の場合は、邦人保護の目的で受け入れやすいと計算し、事前の電話で場所を指定。総領事館職員を呼び出した。大使館の業務が追いつかない事態を避けるため、この2件は、日を置くよう配慮までしていた。

  「これからはNGOのゲリラ戦法につきあうのが仕事になりそうです」。日本人学校への駆け込み直後、外務省アジア大洋州局の幹部はため息交じりに漏らした。

  NGO側からの突然の連絡で事態を知り、日中間であわただしく連絡をとるなど、大使館は「総力戦」だったという。

  外務省が脱北者の保護に直接かかわったのは96年から。当時は脱北者が中朝国境から自力で瀋陽の総領事館まで来るのが普通だった。NGOによる仲介が始まったのは、ごく最近のことだ。

  中国に潜む脱北者は数万〜10万人とも言われる。日本行きを希望する脱北者の流れは止まらないという見方もある。

http://www.asahi.com/international/update/0223/006.html
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