小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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伝言=平島筆子(2)

投稿者: sa_bo_ten_02 投稿日時: 2003/02/12 23:42 投稿番号: [49647 / 232612]
私が,豆満江を渡って国境を超える事にしたのは11月28日のことでした。

深夜12時頃,北朝鮮側の川岸に立ち,すでに薄氷の張っていた浅瀬にソロリと一歩を踏み出しました。月明かりだけが頼りですが,雑木林で遮られ、ほとんど真っ暗闇。そこを音を立てないように慎重に浅瀬を捜しながら進むのです。

たった20?程の川幅とはいえ,踏み誤ればあっという間に溺れてしまうほど深い川です。私は黒い木綿のズボンをぐっとたくし上げ,裸足で一歩また一歩,川底を確かめながら渡っていきました。

冷たかったか・・・と   聞かれても・・・うまく思い出せません・・・もの凄く緊張していたからです。国境警備員が目を光らせているからです,それを思ったら,冷たさより恐ろしさに身が竦みました・・・・〜

隠れ家は山中の小さな家。昼間は殆んど私1人だけで,近くで人の気配がすると咄嗟に床下に逃げ込みました。そこにはキムチを漬ける樽「甕・かめ」があって,気温   零下30度のなか・・・・私はその影にずっと隠れるのです。

12月28日になってようやく,今のアパートに移ることになりました。ここは以前より安全な場所です。
しかし・・・・この先どうやったら日本の土を踏めるようになるのか不安で仕方ありません。
いい方法が思い浮かばないまま無駄な日々と時間を送っている事が辛くてたまらない・・・・・

私も64歳,このまま病気で倒れ,日本に帰れないのじゃないのかと   つい思ってしまうのです。
私は戸籍を日本に置いたまま北朝鮮に行ったから,法律上は今でも日本人のままです。

だから   つい先日、外務大臣宛てに救出を依頼する「嘆願書」を書きました。正月明けには届くそうです。
今は   それを待つしかありません。
今,私の一番の心配は,私が脱走したために北朝鮮に残された子供や孫が国から酷い目に遭わされる
のじゃないかと言う事です。

これには,北を出るときも頭が痛くなるぐらい悩みました。

そして・・・・・今も   そのことを考えると胃痙攣「いけいれん」に見舞われるほどです。

しかし・・・・・日本は目の前です。もう引き返す事が出来ません・・・・
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