「第6軍団」事件のことだね
投稿者: ahoahoahochan6 投稿日時: 2003/02/09 00:41 投稿番号: [48690 / 232612]
あんたの言ってる事件は以下のことでしょう?
91年に韓国に亡命した北朝鮮の元外交官、高英煥(コ・ヨンファン)氏
(49)(現・統一政策研究所室長)は言う。
「金正日が力を持った70年代から党幹部の自宅や自動車にまで盗聴器が仕
掛けられた。収容所が急増したのも70年代。収容者は現在まで延べ300万
人に上る。こんな国がありますか」
「金王朝」という“神聖国家”を目指しても、経済を維持し、民生に目を配
ることは可能なはずだ。しかし、総書記は核、ミサイルなど軍備増強を優先、
金主席を賛美する巨大建造物建設に巨費を投じ、人々の生活を顧みることはな
かった。
北朝鮮はその結果、監視・統制網で政治体制は堅固ながら、90年代には
300万とも言われる餓死者まで出す奇形国家となった。
金総書記が多少でも「改革・開放」へ踏み出す可能性はないのか。この質問
に、高氏はこう答えた。
「彼はあまりに人を殺しすぎた。内にも外にもうそをつきすぎた。限定的な
開放はできても、政治体制の改革はできない。改革すれば、悪事がすべてば
れ、体制が崩壊するからだ」
不満抑圧、組織化されず
鉄の監視・統制の下、北朝鮮の人々は生活苦にあえぐ。北朝鮮に反体制勢力
は存在しないのか。
1995年4月、北朝鮮北部、清津の朝鮮人民軍・第6軍団に査察が入っ
た。将校らが平壌に進撃し、政権を覆そうという計画を立てた容疑だった。政
治委員(少将)を筆頭に数百人が銃殺刑に処され、同軍団は解体、再編され
た。ソウルの消息筋が語った「第6軍団事件」である。
韓国に亡命した元中佐も事件を知っていた。「韓国との戦争勃発(ぼっぱ
つ)を想定し、背後から北朝鮮軍を狙う構想を練っていた」。同事件ながら、
聞いた内容は異なる。北朝鮮では、体制にかかわる情報がいかに統制されてい
るかを示している。
96年、平壌北西、平安南道・文徳郡の工場の煙突に「人が主人というな
ら、人を生かしてくれ」との文言が大書された。97年、平壌の松新市場で
「政治改革」を求めるビラがまかれた。ソウルには38度線を越えてこの種の
情報が入ってくる。厳しい統制下でも体制批判の動きは確実にある。
ソウルの消息筋は「最近の脱北者の証言でも地下鉄に体制批判の落書きが
あったり、金日成の肖像画にペンキがかけられたりしている。社会の底流には
不満が渦巻いているが、組織化はされていない」と語る。
岡崎久彦・元駐タイ大使が2年前、学術会議で「国家は経済問題では倒れな
い」と述べたことがある。国家存続は経済の関数ではなく、治安能力の関
数――。北朝鮮で国民が大量に餓死しても、国家権力の治安能力が保たれ、
クーデターや暗殺を抑えていれば体制はもつ、との指摘だ。
北朝鮮の元外交官、高英煥氏も「導火線があれば、住民暴動の可能性はあ
る。だが、いまは密告、監視の力が上回っている」と分析した上で、「暴動は
明日起きるかもしれないし、10年後なのかもしれない」と言う。
高氏は宮廷クーデターにも懐疑的だ。金総書記の統治は密室型で、党組織指
導部と宣伝煽動(せんどう)部の副部長たち約30人を集めた会議で、国家の
すべてを決める。
「北では地位が上がるほど監視が強まる。金正日の右腕の組織指導部の総括
副部長でさえ、自宅の会話は盗聴される。指導層で変革の動きは困難だ」
国家存続と治安能力の関数。ところが、今はそこに核という新たな変数が加
わった。韓国有数の北朝鮮専門家、李東馥(イ・ドンボク)・元国会議員が興
味深いシナリオを示した。
〈1〉北朝鮮が核放棄に応じない〈2〉対イラク戦争後、国連安保理で北朝
鮮への経済制裁が決議される〈3〉米国は海上封鎖、日韓は貿易制限を始める
〈4〉北朝鮮の需給システムは瓦解(がかい)する〈5〉北朝鮮の住民はもち
ろん、指導層の困窮もどん底に達する――という筋書きだ。
「米国が対イラク戦争を終えれば、春にもこのシナリオが浮上する。経済制
裁が本当に始まれば、北の体制はもたない。早ければ年末から来年にかけ、体
制レベルの変化が起きる」
今回、体制不満が治安能力を超える段階にまで事態は進むのか。その変化は
暴動か、クーデターか、政権の自壊か。北朝鮮が「経済制裁は宣戦布告」と主
張するように、暴発なのか。北朝鮮の恐怖の関数方程式は朝鮮半島、そして北
東アジア全体への重大な危機を内包している。(ソウル 河田 卓司)
核開発に向けた動きを加速する北朝鮮。日本のすぐ隣にある脅威が、ますま
す深刻化してい
91年に韓国に亡命した北朝鮮の元外交官、高英煥(コ・ヨンファン)氏
(49)(現・統一政策研究所室長)は言う。
「金正日が力を持った70年代から党幹部の自宅や自動車にまで盗聴器が仕
掛けられた。収容所が急増したのも70年代。収容者は現在まで延べ300万
人に上る。こんな国がありますか」
「金王朝」という“神聖国家”を目指しても、経済を維持し、民生に目を配
ることは可能なはずだ。しかし、総書記は核、ミサイルなど軍備増強を優先、
金主席を賛美する巨大建造物建設に巨費を投じ、人々の生活を顧みることはな
かった。
北朝鮮はその結果、監視・統制網で政治体制は堅固ながら、90年代には
300万とも言われる餓死者まで出す奇形国家となった。
金総書記が多少でも「改革・開放」へ踏み出す可能性はないのか。この質問
に、高氏はこう答えた。
「彼はあまりに人を殺しすぎた。内にも外にもうそをつきすぎた。限定的な
開放はできても、政治体制の改革はできない。改革すれば、悪事がすべてば
れ、体制が崩壊するからだ」
不満抑圧、組織化されず
鉄の監視・統制の下、北朝鮮の人々は生活苦にあえぐ。北朝鮮に反体制勢力
は存在しないのか。
1995年4月、北朝鮮北部、清津の朝鮮人民軍・第6軍団に査察が入っ
た。将校らが平壌に進撃し、政権を覆そうという計画を立てた容疑だった。政
治委員(少将)を筆頭に数百人が銃殺刑に処され、同軍団は解体、再編され
た。ソウルの消息筋が語った「第6軍団事件」である。
韓国に亡命した元中佐も事件を知っていた。「韓国との戦争勃発(ぼっぱ
つ)を想定し、背後から北朝鮮軍を狙う構想を練っていた」。同事件ながら、
聞いた内容は異なる。北朝鮮では、体制にかかわる情報がいかに統制されてい
るかを示している。
96年、平壌北西、平安南道・文徳郡の工場の煙突に「人が主人というな
ら、人を生かしてくれ」との文言が大書された。97年、平壌の松新市場で
「政治改革」を求めるビラがまかれた。ソウルには38度線を越えてこの種の
情報が入ってくる。厳しい統制下でも体制批判の動きは確実にある。
ソウルの消息筋は「最近の脱北者の証言でも地下鉄に体制批判の落書きが
あったり、金日成の肖像画にペンキがかけられたりしている。社会の底流には
不満が渦巻いているが、組織化はされていない」と語る。
岡崎久彦・元駐タイ大使が2年前、学術会議で「国家は経済問題では倒れな
い」と述べたことがある。国家存続は経済の関数ではなく、治安能力の関
数――。北朝鮮で国民が大量に餓死しても、国家権力の治安能力が保たれ、
クーデターや暗殺を抑えていれば体制はもつ、との指摘だ。
北朝鮮の元外交官、高英煥氏も「導火線があれば、住民暴動の可能性はあ
る。だが、いまは密告、監視の力が上回っている」と分析した上で、「暴動は
明日起きるかもしれないし、10年後なのかもしれない」と言う。
高氏は宮廷クーデターにも懐疑的だ。金総書記の統治は密室型で、党組織指
導部と宣伝煽動(せんどう)部の副部長たち約30人を集めた会議で、国家の
すべてを決める。
「北では地位が上がるほど監視が強まる。金正日の右腕の組織指導部の総括
副部長でさえ、自宅の会話は盗聴される。指導層で変革の動きは困難だ」
国家存続と治安能力の関数。ところが、今はそこに核という新たな変数が加
わった。韓国有数の北朝鮮専門家、李東馥(イ・ドンボク)・元国会議員が興
味深いシナリオを示した。
〈1〉北朝鮮が核放棄に応じない〈2〉対イラク戦争後、国連安保理で北朝
鮮への経済制裁が決議される〈3〉米国は海上封鎖、日韓は貿易制限を始める
〈4〉北朝鮮の需給システムは瓦解(がかい)する〈5〉北朝鮮の住民はもち
ろん、指導層の困窮もどん底に達する――という筋書きだ。
「米国が対イラク戦争を終えれば、春にもこのシナリオが浮上する。経済制
裁が本当に始まれば、北の体制はもたない。早ければ年末から来年にかけ、体
制レベルの変化が起きる」
今回、体制不満が治安能力を超える段階にまで事態は進むのか。その変化は
暴動か、クーデターか、政権の自壊か。北朝鮮が「経済制裁は宣戦布告」と主
張するように、暴発なのか。北朝鮮の恐怖の関数方程式は朝鮮半島、そして北
東アジア全体への重大な危機を内包している。(ソウル 河田 卓司)
核開発に向けた動きを加速する北朝鮮。日本のすぐ隣にある脅威が、ますま
す深刻化してい
これは メッセージ 48677 (t2daiisuki48 さん)への返信です.