>>抑止論の実像と虚像
投稿者: t2daiisuki48 投稿日時: 2003/02/08 23:27 投稿番号: [48642 / 232612]
中国の核兵器の現状
中国は、政権樹立直後から核兵器の開発に最優先的に力を傾注し、ソ連の援助の下に、核エネルギー、ロケット等の研究機構、生産施設を創設し、核兵器に関する研究・製造の基礎を確立した。中国の核兵器開発機構は、2大系統に分かれており、その1つは「中国科学院」、もう1つは「国防科学技術委員会」であるが、中国科学院は主として核エネルギー基礎理論の研究に、国防科学技術委員会は主として核兵器そのものの開発に重点を置いているといわれる。
これまでに、中国は、約700個のあらゆるタイプの核弾頭や爆弾を製造して来たと見積もられており、1997年末現在、中国は低キロトン級の戦術核兵器を150発、200〜300キロトン及び3〜5メガトン級の戦略核兵器を300発程度計450発程度保有していると言われている。戦略核兵器は、地上基地ミサイル、爆撃機及び潜水艦発射ミサイルの3本柱(トライアド)で構成される運搬手段と共に、中国の戦略核戦力を構成しており中国の抑止力の中心となっている。また戦術核兵器は、核砲弾やロケット弾頭、核地雷などであり、戦略核戦力を相補っている。
これらの配備された核戦力に加え、恐らく若干の予備を保有しているものと見られる。従って、全体的に見ると、中国は英国よりも質・量ともに進んだ段階の核戦力を持っている。また、フランスを量的に凌ぐ核戦力を保有しているが、質的には戦術核兵器やC3Iの分野でやや劣り、フランスに次ぐ核戦力を保有しており、世界で第4番目の核兵器国となっている。中国の核戦力の大部分は、射程500Km から1万Kmを超えるものまでを含んだ弾道ミサイルで構成されている。射程1,700Kmから13,000Kmの弾道弾ミサイルは中国の最も恐るべき核兵器と見做されており、この殆どがアジア戦域の目標を攻撃出来るわけで、配備されたミサイルのうち、4種類のものが大陸間弾道のミサイルで北アメリカの目標を攻撃することができる。1993年中頃時点では、中国の核ミサイルは、すべて単弾頭しか装備していないが、将来MRV(多弾頭再突入装置)やMIRV(個別誘導多弾頭再突入装置)化技術を追求していく可能性があるとも見られ、既に実験段階にあるとも言われる。
これは メッセージ 48633 (t2daiisuki48 さん)への返信です.
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