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【夜間離着陸訓練場】

投稿者: toporu_suki 投稿日時: 2003/02/05 19:48 投稿番号: [47661 / 232612]
<SANKEI WEB>   主張より抜粋

  広島県沖美町の大黒神島は、瀬戸内海最大の無人島である。米艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)有力候補地として急浮上していたが、県や町議会の反対で、この計画が一転難航している。

国の安全に対する自治体などの手前勝手や無理解が、日米関係をもギクシャクさせる心配がある。

艦載機は新幹線より速いスピードで空母に近づいてくる。真っ暗闇の中で甲板端を通過するときの高度は三・五メートルときめられているが、それより一・五メートル低いと艦尾へたたきつけられ、高いと危険な復航(着艦やり直し)を迫られる。

パイロットには毎回が高い緊張をともなう任務だろう。技量というよりむしろ勘の世界であり、夜間着艦を二週間休むと勘を引き締めるために十回のNLPを義務付けられる。

NLPは最重要の訓練であり、NLPができなければ米国の空母抑止戦略は成り立たないといわれるほどである。

  そのNLPを米軍は神奈川県厚木基地と硫黄島で行ってきたが(昨年は通算二十一日)、厚木は市街地に近すぎる。

また硫黄島は厚木から千二百キロ、遠すぎるし危険も伴う。防衛庁が苦悩しているとき提案されたのが大黒神島だった。無人島だし、広島市には二十五キロ以上、呉市へも二十キロ弱離れている。厚木などとは比較にならない環境条件だろう。

  ところが広島県は「平和を希求する広島県にこうした施設を造るべきではない」と反対した。
平和を希求するのはどの自治体も同じであり、この論理では日本に軍事基地を設けられず、国家の安全は保てない。
自治体のエゴである。国防は国民のすべてが何らかの形で分担しなければならない、という国防の原点に立てば、無責任でもあろう。

すべての地域が地勢や環境条件を考慮しながら、基地や施設を引き受けてこそ国の安全が図れるのである。再考をうながしたい。
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