小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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拉致事件に思う-下

投稿者: KOHinKOHsWHO 投稿日時: 2002/09/22 00:49 投稿番号: [4685 / 232612]
今度のことが明らかになってから、在日朝鮮人、韓国人の人々に対し、謂われない迫害、差別、偏見を浴びせる人々がいるそうである。在日三世のボクサーのHPは、そうした罵詈雑言によって、閉鎖を余儀なくされたと聞いている。朝鮮学校に通う子供達は、登校途中に石を投げられ、服を切り裂かれるという恐怖を味わっている。

  そもそも、彼ら在日朝鮮人、韓国人というものは何か。彼らこそ他ならぬ、この日本によって、私たち日本人によって、戦前、あるいは戦時中拉致され、強制労働を強いられ、その同胞の多くを殺された人々の末裔に他ならぬ。いや、末裔どころか、そうした拉致されて来た人々自身も、まだその内に含まれているのだ。今日、同胞十数名が拉致され、内8名が非業の死を遂げたことを、深く衝撃と感じている私たちは、今こそ彼らの存在について、改めてよくよく思いをいたさねばならぬ。私たち日本人は、かつて朝鮮の人々数万人を拉致し、暴力をもって苛酷な強制労働に駆り立て、多くの人々の命を奪った。その罪は、未だ精算されていない。その拉致されて来た人々が、我々の廻りに、現在も共に暮らしている。その現実は、これまで我々の意識に昇ることは極めて少なかった。在日韓国人、朝鮮人は、多くパチンコ屋を経営し、焼き肉屋を営む人々として存在するのみで、我々日本人が彼らに与えた塗炭の苦しみについてつくづく思いをいたすことは、ほぼ皆無であったのだ。

  今、我々が実際にその立場に置かれた今こそ、私たちは始めて、己の身をもって彼らの苦しみ、彼らの悲しみを理解しうるのでは無かろうか。ある日突然身内から引き裂かれ、遂に帰らぬ人となった、拉致家族の悲しみ、苦しみは、そのまま今この日本で生き、生活している在日韓国人、朝鮮人の多くの人々の悲しみ、苦しみに他ならない。在日朝鮮人、韓国人こそ、拉致された日本人とその家族のもっとも近しい理解者に相違ないと、私は思う。

  卑怯にも我が国に侵入し、あるいは我が国の同胞を騙し、拉致しかつ殺害した人々に対し、やがて歴史の裁きを下さなければならない。60年前ナチスの名の下に行われた犯罪に今でも裁きが下される如く、このことはいつか総てを白日の下に明らかにすべきであると、同時代に生きる同胞として我々は誓おう。そして同時に、このことを更なる争い、いや増す憎しみの連鎖の元としないことをも、我々は深く深く、心に決めようではないか。殺された同胞の誰が、その死を民族の憎しみによって贖って欲しいと望んだであろうか。殺された人の家族の一人は言った、「我が子は使命を果たした」と。その使命が、隣接する民族間の憎しみを煽ることであったはずはない。憎しみが憎しみを呼び、殺人が殺人を巻き起こす今日にあって、私たちの同胞であるあの家族達の見せる自制心は、実に驚嘆に値するものである。我々は、彼らに学ばなくてはならない。

  この悲しみが、いつか真の平和と友好の礎となるように。

(2002.9.22)


                         KOH
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