脱北者「中国側のわなだった」
投稿者: matubokkuri02 投稿日時: 2003/01/26 15:51 投稿番号: [44692 / 232612]
<脱北者>シン牧師インタビュー
「中国側のわなだった」
北朝鮮からの脱出住民(脱北者)58人が日本や韓国に渡航しようとして中国公安当局に拘束された問題で、計画にかかわったNGO(非政府組織)で、米国在住の牧師、ダグラス・シンさん(48)が24日、東京都内で毎日新聞の取材に応じた。シンさんは、計画失敗の理由について「かかわった中国側の支援メンバーが当局に通報した」と、当初から中国側に仕組まれていたとの見方を示した。また、脱北者対策として将来、モンゴルに「難民キャンプ」設営の構想があることを明らかにした。
今回の計画は、もともと世界中からジャーナリストが集まる日本と韓国が共催した昨年5〜6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催中に実行するものだった。昨年5月、中国国内のレストランで、NGO7団体とドイツ人医師のノルベルト・フォラツェン氏が集まり、大使館への駆け込みなどによる大量脱北を話し合った。
結局、6月のW杯の準決勝と決勝の合間に、ジャーナリストらを同行させたうえで、ヘリポート付きの大型船で脱出する「ボートピープル」計画が立案された。しかし、この時は、警備が厳しくなったことなどを理由に中止された。
12月に入って、脱北者支援を中心的に行ってきたとされる中国人から連絡があり、それをきっかけに計画が復活した。渡航のための漁船2隻を1万ドルで購入したという持ち掛けだった。
シンさんによると、この支援者は、これまで中国側に2度拘束されていた。また、船は当局に登録しないように指示したものの、実際には登録されていたという。こうした状況から、シンさんは「拘束された支援者は、中国の当局の協力者に仕立てられることが多い。今回もその可能性が高く、中国側のわなにかけられたのでは。今後は、中国関係者と原則的に組まずにやる」と話した。
韓国生まれのシンさんは97年から支援活動にかかわってきた。約40人を韓国に脱出させてきたが、ほとんどは中国から列車でモンゴルに移動させてから脱出させる方法だった。シンさんは「モンゴルの難民キャンプは、米上院議会で話題にのぼり、欧州や日本でもキャンプ設営を含めた支援の動きが水面下で進行している」と明らかにした。
× × ×
シンさんは、渡航の支援などの目的で同行していた韓国人男性2人が一緒に中国公安当局に拘束されていることも明らかにした。実業家(40)と米紙と契約しているフリーカメラマン、石宰(ソツェヒョン)さん(33)で、実業家は重い病気といい、シンさんは「自分が身代わりで中国に拘束される用意がある」と、早期の釈放を訴えた。
24日、福岡市で取材に応じたカメラマンの妻、姜惠媛(カンへウォン)さん(37)によると、石さんは「北朝鮮の問題を世界に伝えたい」との気持ちで、大量渡航計画に同行した。石さんは18日朝、NGO関係者に「船の外の様子がおかしい。(中国の)軍隊が集まっている」と連絡してきたという。
姜さんのもとに翌19日夜、NGO関係者から「計画は失敗したようだ」との連絡があった。その後は情報が入らず、不安な日々を送る。姜さんは「韓国政府は中国に早く解放するよう働きかけてほしい」と訴えた。
■脱北者の集団渡航計画 北朝鮮を脱出し、中国に滞在していた住民が漁船2隻に約30人ずつ分乗。今月18日山東省煙台を出航し、長崎県佐世保市の米軍基地と、韓国・済州海峡の楸子(チュジャ)島に向かう予定だった。11日に7人、15日に3人、17、18日に48人が中国公安当局に拘束された。中には帰国事業で63年に北朝鮮に渡った元在日朝鮮人の女性(42)と娘(20)も含まれている。支援した韓国人らも一緒に拘束された。11、15日の10人は既に北朝鮮に強制送還された。(毎日新聞)
[1月25日8時21分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030125-00000194-mai-soci
北朝鮮からの脱出住民(脱北者)58人が日本や韓国に渡航しようとして中国公安当局に拘束された問題で、計画にかかわったNGO(非政府組織)で、米国在住の牧師、ダグラス・シンさん(48)が24日、東京都内で毎日新聞の取材に応じた。シンさんは、計画失敗の理由について「かかわった中国側の支援メンバーが当局に通報した」と、当初から中国側に仕組まれていたとの見方を示した。また、脱北者対策として将来、モンゴルに「難民キャンプ」設営の構想があることを明らかにした。
今回の計画は、もともと世界中からジャーナリストが集まる日本と韓国が共催した昨年5〜6月のサッカー・ワールドカップ(W杯)開催中に実行するものだった。昨年5月、中国国内のレストランで、NGO7団体とドイツ人医師のノルベルト・フォラツェン氏が集まり、大使館への駆け込みなどによる大量脱北を話し合った。
結局、6月のW杯の準決勝と決勝の合間に、ジャーナリストらを同行させたうえで、ヘリポート付きの大型船で脱出する「ボートピープル」計画が立案された。しかし、この時は、警備が厳しくなったことなどを理由に中止された。
12月に入って、脱北者支援を中心的に行ってきたとされる中国人から連絡があり、それをきっかけに計画が復活した。渡航のための漁船2隻を1万ドルで購入したという持ち掛けだった。
シンさんによると、この支援者は、これまで中国側に2度拘束されていた。また、船は当局に登録しないように指示したものの、実際には登録されていたという。こうした状況から、シンさんは「拘束された支援者は、中国の当局の協力者に仕立てられることが多い。今回もその可能性が高く、中国側のわなにかけられたのでは。今後は、中国関係者と原則的に組まずにやる」と話した。
韓国生まれのシンさんは97年から支援活動にかかわってきた。約40人を韓国に脱出させてきたが、ほとんどは中国から列車でモンゴルに移動させてから脱出させる方法だった。シンさんは「モンゴルの難民キャンプは、米上院議会で話題にのぼり、欧州や日本でもキャンプ設営を含めた支援の動きが水面下で進行している」と明らかにした。
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シンさんは、渡航の支援などの目的で同行していた韓国人男性2人が一緒に中国公安当局に拘束されていることも明らかにした。実業家(40)と米紙と契約しているフリーカメラマン、石宰(ソツェヒョン)さん(33)で、実業家は重い病気といい、シンさんは「自分が身代わりで中国に拘束される用意がある」と、早期の釈放を訴えた。
24日、福岡市で取材に応じたカメラマンの妻、姜惠媛(カンへウォン)さん(37)によると、石さんは「北朝鮮の問題を世界に伝えたい」との気持ちで、大量渡航計画に同行した。石さんは18日朝、NGO関係者に「船の外の様子がおかしい。(中国の)軍隊が集まっている」と連絡してきたという。
姜さんのもとに翌19日夜、NGO関係者から「計画は失敗したようだ」との連絡があった。その後は情報が入らず、不安な日々を送る。姜さんは「韓国政府は中国に早く解放するよう働きかけてほしい」と訴えた。
■脱北者の集団渡航計画 北朝鮮を脱出し、中国に滞在していた住民が漁船2隻に約30人ずつ分乗。今月18日山東省煙台を出航し、長崎県佐世保市の米軍基地と、韓国・済州海峡の楸子(チュジャ)島に向かう予定だった。11日に7人、15日に3人、17、18日に48人が中国公安当局に拘束された。中には帰国事業で63年に北朝鮮に渡った元在日朝鮮人の女性(42)と娘(20)も含まれている。支援した韓国人らも一緒に拘束された。11、15日の10人は既に北朝鮮に強制送還された。(毎日新聞)
[1月25日8時21分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030125-00000194-mai-soci
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.