文革世代の左翼学生、知識人の深層
投稿者: nigakudo72 投稿日時: 2003/01/16 21:19 投稿番号: [41703 / 232612]
ある日記から
日本の文革世代
私の父の世代の話になるが、このあたりの学生たちにとっては、毛沢東というのは偉大な思想家であり、当時、矛盾論・実践論などを読むことは当然のことであったといわれている。さらに、同世代である西園寺一晃氏が、「北京の春」という本を出版し、紅衛兵たちの活動を絶賛するに及んで、日本の学生たちも「文化大革命」に対する関心が高まり、毛沢東思想の影響を受けた学生たちが多数輩出するようになった。
私かこのようなことを中国人に説明すると、彼らは私に対して目を白黒させたようなまなざしで私を見た。
さらに、日本のマスコミである朝日新聞をはじめとする各紙(産経を除く)もこの考えに同意をしたと伝えると、さらに不思議そうな顔をしていた。
中には、紅衛兵になりたいと志願した日本人もいたし、日本にも文化大革命を起こすべきだと唱える知識人が存在していたことも話すと、彼らはさらに複雑そうな顔を私に見せた。
外国人である我々にとっては、文化大革命の実態は極めて伝わりにくいものであったにせよ、その現地にいた日本人各位がこぞって文化大革命を絶賛していた本を出した動機とを探ってみたが、やはり日本にも、少数のエリートが国を導くという考えが一部存在していたのかも知れない。
当時の学生たちに言えることは、民主主義の否定であったのかも知れない。青年は、革命家のように理想主義に走りやすい。社会の運営する少数派の直感を信じ、自分が多数の中に埋もれることを嫌悪するのである。
しかし、当時の言論人は、対面上では、北朝鮮、ソ連、中国ともに民主主義と定義していたし、私の中学校の社会科の教師も同様な意見であった。
その意味で知識人というものは、容易に、反民主的になりえるし、危険な存在でもある。
自分たちは偉い、だから俺たちに国の運営をさせろと叫んだ学生たちそして知識人に対して、当時のことを省みて、幾分なりとも反省をしてもらいたいのです。
※日本の文革支持者が知識人とは思えないが。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
固定リンク:https://yarchive.emmanuelc.dix.asia/1143583/beaec0tbcsaja4nkacdaba4h2ddbja4ka4da4a4a4fa1ya1ya1ya1ya1y_1/41703.html