北朝鮮の最高機密(1)コピペ
投稿者: ccccccccc55 投稿日時: 2003/01/12 02:36 投稿番号: [39742 / 232612]
44.北朝鮮の最高機密
康明道
著 伊学準
訳
文春文庫
前回の北朝鮮の政治犯収容所の悲惨さを告発した本の紹介では、ものすごく力が入りました。余勢をかって、もう一冊、北朝鮮関係の本を紹介します。
この本は、金日成(キムイルスン)と金正日(キムジョンイル)父子の母方の親族に当たり、姜成山前首相の娘婿というロイヤル・ファミリーに属しながら、スパイの容疑をかけられた挙句に、金正日からの暗殺指令が出たため、やむなく1994年に中国からヨーロッパ経由で韓国に亡命した康明道(カンミョンド)氏による、権力中枢部の内部告発です。
私の記憶に間違いなければ、この本が出版された1998年の暮れに、著者はソウルの隠れ家で、北朝鮮の秘密工作員によって暗殺されています。
それほどに、著者の告発は、権力中枢に関する第1級の極秘情報が多く、他の亡命者の証言と比べ物にならない衝撃力がありました。特に、北朝鮮が既に核爆弾を4、5発所持していると言う証言や、秘密の核施設があるという証言は全世界を驚愕させました。その後、米国の偵察衛星によってその所在が確認られ、その信憑性の高さが証明されました。
クリントン米政権は北朝鮮に対して懐柔政策を取っていますが、1994年にはあわや第2次朝鮮戦争勃発かと言う瀬戸際にまで行ったものです。これも結局、北朝鮮が開発していた核問題が原因なのですが、そこへカーター元米大統領が特使として6月に北朝鮮に行き、金日成首席と会談して核問題で譲歩させ、一触即発の事態は避けられました。現役時代は無能扱いされてケチョンケチョンに言われていたカーター氏は、その直前にハイチの軍事政権の問題も片付けていたため、この件で大いに男を上げたものでした。
さらにカーター氏は、94年7月25日に北朝鮮と韓国との間の南北首脳会談を開催することまで金日成から合意を取りつけましたが、会談間近という7月8日に金首席が急死したものでした。あまりにタイミングが良すぎますので、米国との協調路線をよしとしない金正日や軍部の保守派による暗殺だったと私は見ています。今回、改めて6月に首脳会談が決まったようですが、金正日は大丈夫でしょうか?
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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