金正日の復讐
投稿者: remember140917 投稿日時: 2003/01/11 23:25 投稿番号: [39630 / 232612]
北朝鮮のNPT脱退表明は、日・米・韓三カ国協議で韓国が外交的解決を主張し、アメリカが渋々「対話」路線でいくことを表明した翌日に行われた。
韓国、そして金大中大統領は、この事件により国際外交で赤っ恥をかき、また、アメリカのメンツを潰してしまったことにより、アメリカに対しても面目丸つぶれとなった。
私には、これは金正日の復讐であるように思える。
かつて、南北首脳会談が実現した後、カネで買ったという説もあるが、金大中はノーベル平和賞を受賞した。
その時、通常であれば会談の相手方である金正日もノーベル平和賞を受賞してしかるべきところを、こちらは北朝鮮国内の人道問題などが原因であると思われるが、受賞することができなかった。
「偉大なる将軍様」にとって、これは、耐え難い屈辱であったであろうと思われる。
「いつかこの仕返しをしてやる。」金正日がそう思ったとしても何の不思議もない。
今回の北朝鮮問題は、引退間近の金大中にとって、自己の評価を歴史的に高める最後の機会であった。
そのために、早々に動きを見せ、アメリカにとっては不快なことこの上無い「仲裁案」を出してきた。金大中のこれまでの路線からいけば、それ以外の案は出しようがないからである。
最後の最後まで、南北間の平和のために努力した大統領、そういう評価を残したかったのだろう。
その欲に目がくらんだ足もとを、金正日が思いっきりすくったのだ、私はそう考える。
金正日は、NPT脱退というもうほとんど最後に近いカードを切ることによって、アメリカを交渉の場に引きずり出すと同時に、金大中の面目を丸つぶれにさせようと考えたのだろうと私は思う。
しかし、もしもそうなら、金正日が、NPT脱退ということの影響をどれだけ甘く考えているかということの証でもあり、自己の外交手腕に対する過信が存在することを示しているように思えるのである。
破局というものは、こうしたその時々の当事者の思惑の、重大な誤算が積み重なって到来するものなのだろうか、そう思わずにはいられない。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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