怒りの定義
投稿者: cccccccc39 投稿日時: 2003/01/08 19:48 投稿番号: [38728 / 232612]
怒りの定義-
怒りを含め、悲しみ、喜び、憎しみなどの感情は一概にこれだという定義がしにくい。しかしこれら感情の中には快・不快の色彩が明瞭に示されている事が多く、怒りは当然、不快に分類される感情だろう。
二千年前のローマの哲学者セネカは怒りについて、損害を被ったという観念に続いておこる攻撃であり、理性によって抑制されることのない、報復を果たそうとする欲望であると定義した。
また、大脇(1971)は怒りは自分の存在を脅かす環境刺激に向かっての情緒反応であるが、恐怖と違って刺激から遠ざかろうとするのではなく、接近しようとする運動反応をおこすものであるとしている。
このように、怒りは目標へと向かう行動を阻害されたり、不公平に扱われるとか、自我を脅かされることなどによって生じると思われるが、それらの状況によって全ての人が同じ反応を示すわけではない。問題はそれらの状況をどのように感じるかであり、個人差が大いに重要になってくるのだ。そしてその問題が感情に対するはっきりとしたモデルが出来ない原因だろう。
-脳から見た怒り-
怒りとはどこからやってくるものなのだろうか?
1928年バードは、猫の大脳新皮質、嗅脳の一部、線状体、淡蒼球、及び間脳の背側部を切除し、視床下部を残したときは怒りに似た反応、すなわち、体を弓なりにし、爪をあらわし、うなり、噛みつこうとする反応が起こるが、視床下部より下のレベルで脳幹を切除したときには、このような反応が起こらないことを発見した。この実験は、視床下部が、怒りの生起と関係があることを示している。
また怒りには扁桃核も大きく関係していると考えられ、扁桃核には攻撃性(怒り)を促進する部位と抑制する部位がある。この部分を事故などで損傷したり、腫瘍などにより圧迫を受けたりすると以前と性格が変わったり、急に怒りっぽくなったりすることもある。その一例として「テキサス大学殺人事件」を挙げよう。
これは メッセージ 38725 (inakamonnojidai さん)への返信です.
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