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日本初情報収集衛星、来月打ち上げ①

投稿者: opsyj 投稿日時: 2003/01/03 12:04 投稿番号: [37523 / 232612]
全地球に光る目
内外の事故や軍事施設監視   解像度は…“視力不足”

  日本初の情報収集衛星の打ち上げが、来月二十日前後に予定されている。安全保障の上で重要な情報収集(偵察)ができる自前の衛星を初めて持つことになり、先行する米露仏やイスラエルなどの仲間入りを果たす。一方で、情報収集という性格上、周辺国に与える影響が大きいために公開された情報が少なく、打ち上げを妨害する動きも懸念されるなど、期待と不安を抱えながらの“船出”となりそうだ。(大家俊夫)
  二月は国産主力ロケット「H2A」5号機を使って二基の情報収集衛星を打ち上げる。一般のカメラのような撮影機能を持つ光学センサー衛星と、曇天でも電波を通じて地上を撮影できる合成開口レーダー衛星だ。

  七月ごろにも同タイプの二基を打ち上げ、四基のセットで運用する。すべてが軌道に乗れば、一日一回は地球上のすべての点を視野に収め、定点観測によって軍事施設などの状況を把握できるほか、地震や原発事故など国内外の大規模災害・事故の情報収集にも役立つ。

≪米には見劣り≫

  しかし、情報収集能力の目安となる「解像度」となると、米国などの“先進国”には見劣りしてしまうようだ。

  日本の衛星は地上の一メートル程度の物を見分けられるレベル。防衛庁が衛星写真を購入している米国の民間衛星「イコノス」とほぼ同じだが、米国の軍事衛星は十五センチまで解析可能といわれ、車のナンバープレート程度が判読できるという。これに対し、日本の衛星は「トラックか乗用車の違いやエンジンなどの構造から航空機の違いがわかる程度」(防衛庁幹部)…。

  世界のトップ級の偵察衛星に比べると、高齢者が老眼鏡を付けずに本や新聞を読むような情報収集となるが、計画では、平成二十年度に解像度五十センチ級の次世代機を打ち上げ、“視力アップ”を図るという。
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