国際化を目指さないとまずいことになる
投稿者: jig1868 投稿日時: 2002/11/29 21:25 投稿番号: [27424 / 232612]
国際化というのは国際社会の中の一員として参加するということだ。国際化の反対が国粋化だ。国粋化をわかりやすく言うと、日本は
「日いずる国」
であり、日本人は世界で最も優秀な民族である、という考え方だ。
国粋化の結果、過去に日本は戦争という不幸な歴史を歩むことになった。戦後、米国主導で国際化・民主化が進むかに見えたが、冷戦が勃発し日本の改革は進まず、むしろ逆に戦前の日本の指導者を再び首相に向かい入れて統治させた。これを
「逆コース」
と呼んでいる。
12年前に冷戦が終結し、日本の反共の砦としての利用価値は消失し、それにともなって株と土地が暴落を始めた。さらに、1年前の911テロ以降は世界地図が大きく塗り替えられてきている。冷戦で犬猿の仲であったロシア・中国と米国の急接近だ。
911以降、日本の利用価値はさらに下がり米国にとっては日米安保はもはやじゃまなものになってきているかもしれない。米国の傘はじき、無くなるかもしれない。
沖縄の米兵による少女のレイプ事件は、米国である反響を呼んだ。レイプはけしからんというものではない。なぜ冷戦が終結したのに3万もの軍隊を沖縄に駐留させているのだ、という批判だ。(*)
米ロ・米中関係がこれから国際テロという共通の敵のためにますます結束を固めていくのとは反対に、日米関係はますます必要性が薄れていくと思う。
日本の国際化が遅れた場合、つまり国際社会の一員として参加できない場合、日本の将来はかなり悲観的だ。中国はアセアンとの自由貿易関係を締結しようとしているが、残念ながら日本はこの構想には入っていない。
(*)
これは何を意味するかといえば、日本の輸出先が限られて来るということだ。米国も日本の反共の砦としての重要性が無くなってしまえば、自国市場をこれまでのように日本に開放するとは思えない。むしろ日本よりは中国に開放したほうがなにかと便利であるに違いない。市場規模に将来性があるからだし、いざというときのカードとしても使えるからだ。
北朝鮮問題への取り組みはどうひいき目に見ても、国際化の流れではなくて国粋化の方向だ。国際化のいい練習になるので、北朝鮮との取り組み方を見直してみてはいかが。
(*)
参考までに文献・記事をレスしときます。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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