小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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筑紫逆ギレ?

投稿者: saku_saku_5 投稿日時: 2002/11/22 19:58 投稿番号: [24582 / 232612]
学生相手に逆ギレしてる・・・・(呆)
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北朝鮮になりたくない(筑紫哲也)
  当今の学生気質から見れば、それは予想できない反応ではなかった。

  早稲田大学のある学生サークルが北朝鮮の拉致事件について、シンポジウムへの出席をかなり執拗に依頼してきた。被害者家族会の中心人物である蓮池透さんとはもっと話したいことがあるので、彼が出席するならという条件付きで私は承諾した。忙しい日程をやりくりしてのことだった。その後に本誌の「曽我ひとみさんの家族単独会見」が伝えられ、私も番組(News23)の「多事争論」で自分の見解を述べた(11月14日)。すると翌日には、あれだけ熱心だった相手の学生側から私の出席をキャンセルしてきた。物議の種となることをおそれてのことらしい。少しでも差し障りが起きそうだと思い、予定調和が乱れそうになると尻込みするのは、この学生たちだけではないことを私は体験的に知っている。

  学生たちには聞き慣れない言葉だろうが、今、この国には「大政翼賛会」的な風が吹き荒れている。それに大勢順応的な学生が反応したに過ぎないのだ。

  私の見解に対しても「よく言った」「感動した」という感想がないわけではないが、それをはるかに上回るのは北朝鮮に「味方」「結託」「加担」といった非難である。感情的な罵倒が多いなかで、問題とされていることを強いて“抽出”すると3点である。

  (1)北朝鮮の宣伝に手を貸した(2)曽我さんを苦しめた(3)政府の方針に水をさした――。

  北朝鮮に言論の自由がなく、あの会見も当局の承認なしには実現しなかったろうとは容易に想像が付く。だれにもそれがわかるということは「宣伝」としては効果はあまりないということだ。では、あの会見での発言はだれかに「言わされた」だけの、本人たちの本音とかけ離れたものだったのか。必ずしもそうとばかりは言えないからこそ、曽我さんは動揺し泣いたのではないか。その心情は察するにあまりあるが、どんなに統制が加えられようとも人間の肉声と表情には、当人たちの予測を超えた「情報」が顕れてくるものである。とにかく曽我さんの家族が“無事”であることはわかったし、北朝鮮側が「宣伝」に使えると思っている間はこの状態は続くだろう。

  5人の「永住帰国」を決めた日本政府がこの種の取材、報道を嫌うのは、この方針の邪魔になる“雑音”を避けたいからだ。だが5人の親、兄弟についてこれだけ報道し続けているメディアが、もう一方の北朝鮮にいる家族のことを伝えようとするのは当然の基本動作のようなものだ。政府の気に入らぬ取材は自主規制するようでは報道機関としては自殺行為である。北朝鮮と何ら変らない国になってしまう。

  結局、主たる問題は(2)、事実発掘を主務とする報道と人権とのせめぎ合いという古くて新しいテーマである。だから私はそれを「永遠のジレンマ」と言った。キャスターと本誌編集委員とは別の仕事だが、私のなかに別の人格が存在するわけではない。ここに書いたのが後者としての私の見方である。
http://www.kinyobi.co.jp/KTools/fusoku_pt?v=vol437
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ジャーナリストである前に「大人になれ!」<筑紫
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