小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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オヤジ保守が嫌いなための(4)

投稿者: nihonkai_no_namida 投稿日時: 2010/03/16 23:08 投稿番号: [231989 / 232612]
  「親米保守」と「反米保守」

  では、90年代の世論をリードした「保守」が訴えた「変革」とは、どういうものだったのでしょうか。

  まずはグローバリズムに対応して、日本の旧来の経済構造を根本的に変えるという「構造改革」があります。これは明らかに大変革です。

  次に、憲法改正問題があります。これも様々なレベルがありますが、最も基本になるのは、9条平和主義の「変革」です。自衛隊を国軍として認知し、集団的自衛を確保せよ、ということです。さらに、教育基本法の改正(これは安倍政権で一応、達成しました)、歴史見直しなどの「変革」です。

  さらに言えば、これは「変革」ではありませんが、2001年の9・11テロ以来、日本は、アメリカの対テロ戦争、イラク戦争において全面的にアメリカに協力するという徹底した親米政策をとりました。イラクへの自衛隊派遣は、これまでの「憲法の縛り」から一歩踏み出したものです。この点でも「保守」が大きな影響力を及ぼしました。

  確かに、この十数年、社会を、あるいは日本を動かしてきたものは、ほとんど「保守」の側の論理です。「左翼」は、重要な問題において、影響力を行使できなかった。

  その意味では、社会主義の崩壊以降、日本を動かしてきた思想は明らかに「保守」です。しかし、そうであればこそ「保守」の意味が問われるのです。その場合の「保守」とは、どのよう意味だったのでしょう。

  実は、90年代に、「左翼」に対して「保守」が勝利したのは間違いないところなのですが、その後に「保守派」のほうに大きな混乱が生じます。

  端的に言えば、アメリカとの関係を強化し、アメリカン価値観につき従っていく、という「保守」と、むしろ、アメリカから距離を取るべきだ、とする「保守」です。しばしば「親米保守」と「反米保守」と言われたりしますが、この表現は正確ではありません。

  現実的政策として言えば、今の日本に、アメリカと正面から衝突するだけの力量はない。その意味では、アメリカと良好な関係を持つ必要はあります。これは「親米」というような情緒的なものではありませんが、他に適切な言い方もないので、一応、「戦略的親米」とでも言っておいてよいでしょう

  しかし、後で述べるように、戦後日本の決定的に重要な課題は、アメリカとの距離の取り方です。特に、戦後の日本の防衛体制を考えるなら、過度のアメリカ依存はやはり問題がある。その意味では、自立的な防衛に俟つという近代国家の基本的要請に立ち戻り、どうしても、アメリカと距離を置く必要があります。それもまた、情緒的な意味での「反米」ではないのですが、やはり適切な言い方がないので、「背mん略的反米」と言っておきましょう。

−−−−今宵はここまでにしとうございまする−−−−
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