「北朝鮮帰国事業」から
投稿者: sofiansky2007 投稿日時: 2009/12/15 22:05 投稿番号: [231913 / 232612]
昨日が北朝鮮への第1次帰国船が新潟を出港してから、50周年とのこと
菊池嘉晃「北朝鮮帰国事業」(2000.11中公新書)のあとがきから
しかし、帰国者・日本人妻らの「悲劇」を生んだ直接的な要因は、
第1に北朝鮮国内の人権抑圧体制、
第2に帰国意思形成に決定的な影響を与えた宣伝と情報統制(北朝鮮の事実隠蔽)
にほかならない。
筆者は多数の脱北した元帰国者・日本人妻から話を聞いてきたが、
証言を総合すると、彼らの批判の的はこの2点に尽きる。
これらは北朝鮮の戦略・政策から生じたもので、
その主たる責任は北朝鮮当局にある。
筆者が北朝鮮に厳しい視線を向けているのはこのためである。
とりわけ第2の点は、冷戦下のイデオロギー対立も作用して、
客観的な情報に基づく北朝鮮認識の形成を妨げ、その影響は今日まで続いている。
この二大要因に目を向けず、他の要因により大きな問題があるとか、
他の関係国に直接的な責任、あるいは「均等な」責任があるかのように
主張する論者がいるとすれば、それは意図的に問題の核心から目を
そむけているとしか思えない。
これまでに、北朝鮮帰国事業に触れたものは少し読んだことがありますが、
いずれも、何故か日本政府の責任に言及するものばかり。
北朝鮮当局・朝鮮総連の責任にするのは、あまりにも当然のことだけだけに、
このような本は、ほぼ初めて。
その意味でで、ほぼスッキリ。
だけど、北が崩壊すれば、帰国関係者10万人が(現在200人)、
日本に来るとしている。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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