Re: 朝生−青山VS
投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/11/11 21:49 投稿番号: [229756 / 232612]
>>金日成に感謝したほうがよいのかもしれませんね(笑)。
南侵がきっかけになり、警察予備隊が発足。これが自衛隊へ。
北による拉致事件が日本人の同朋意識を大きく揺さぶり、
ミサイル発射・核実験が日本人に国防意識を広く芽生えさせ、
北がやることなすこと、北にとっては不都合なことばかりを日本に引き起こしております。
「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン」のこと。
目次は次の通りです。
第1章 小泉訪朝
第2章 小泉再訪朝
第3章 ケリー訪朝
第4章 「枠組み合意」崩壊
第5章 ロシュコフ訪朝
第6章 林東源訪朝
第7章 バランサー
第8章 銭其〓(しん)訪朝
第9章 中国台頭
第10章 六者協議始動
第11章 六者協議漂流
第12章 金正日南巡
終章
5カ国協議参加国の政府高官、外交官、政治家のインタビューを細かく構成しています。
お気づきのように北朝鮮だけの章はありません。あちら側の関係者のコメントはところどころに紹介されておりますが、1つの章を構成するほどの情報はえられていません。
全体を読んだ感想としては、情報のとれない北とは正反対に豊富な情報をとれる日米韓そして中露側に対して、意識的にそして無意識的に、5カ国の対北朝鮮外交の挫折、失敗の大きな要因を見出そうとしています。
これら5カ国からはそれなりにくまなく情報がとれているのですが、北からの情報が欠落しているため、片手落ちという感が否めません。
これは誰が扱っても北朝鮮内部の情報を得ることは至難の業ですから致し方ないのでしょうが。
小泉首相のインタビューもかなりの量で記述されています。
この首相、やはり思い切りが良いですね。
2度目の訪朝をめぐって多方面から多元外交はよくないと指摘されても
「オレは総理なんだ。間違ってもらっちゃ困る。オレが全責任を持ってやっているんだから一元じゃないか。総理がやっている限り、二元外交はないぞ」
開き直るのもいい加減にしろよといいたくなりますが、これはおいておいて。
同書を紹介する方法のひとつとして、小泉首相の直戴な言葉を拾い集めて「小泉語録」なるものを構成してみるのも一興ですが、これは別の機会があったらそのときに譲ります。
(あと2、3年もしないうちに小泉前首相から赤裸々な告白を聞くことができるのではないでしょうか)
小泉氏は、いずれ日朝関係が剣が峰にさしかかるころに日本政府特使として自身3回目の訪朝をするかもしれませんね(勝手な想像です)。
個人的な関心事としては、やはり小泉訪朝、再訪朝の実現に向けた国内外の動きです。
重村氏の「外交敗北」にも触れられていたように、「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン」でも1度目の訪朝実現に向けた事前の田中・Mr.Xの交渉では日本側は拉致被害者の安否情報を求めるにとどまっていた様子を描いております。といって著者はその姿勢を特段否定しているわけではありません。「平壌宣言」そして小泉首相、福田官房長官、田中均氏の日朝国交樹立へ向けた外交努力を高く評価しています。ただしこれは著者が朝日新聞のコラムニストだから、ということだけ理由ではないと思います。
田中氏も小泉首相も1度目の訪朝をめぐる交渉の事実を福田官房長官、事務方の古川官房副長官、野上外務次官(後任の竹内氏)、平松賢司北東アジア課長などごくごく少数の関係者以外には漏れないようにしました。安倍官房副長官も訪朝発表の前日か二日前に知らされました。
これは国内だけではなく米国に対しても漏れないようにしていました。
両氏としては日本国内にも、そして米国にも首相の訪朝計画を事前に知られたら間違いなく潰されると確信していたからです。
情報の漏洩には相当気をつかったようですが、マヌケな話しとして紹介されている事実として、田中氏が秘密交渉のために平壌へ訪問している最中に、交渉内容を日本の、おそらく官邸へ報告するために電話を使っているのですが、普通であれば例えば駐中国日本大使館から本国へ極秘連絡をする際には、盗聴防止対策を施した秘密回線を使用して通話をしています。しかしながら国交もなく大使館もない平壌からの回線はそのような対策は施されていないため、やはり米国にもばれていたのではないでしょうか?
(→)
南侵がきっかけになり、警察予備隊が発足。これが自衛隊へ。
北による拉致事件が日本人の同朋意識を大きく揺さぶり、
ミサイル発射・核実験が日本人に国防意識を広く芽生えさせ、
北がやることなすこと、北にとっては不都合なことばかりを日本に引き起こしております。
「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン」のこと。
目次は次の通りです。
第1章 小泉訪朝
第2章 小泉再訪朝
第3章 ケリー訪朝
第4章 「枠組み合意」崩壊
第5章 ロシュコフ訪朝
第6章 林東源訪朝
第7章 バランサー
第8章 銭其〓(しん)訪朝
第9章 中国台頭
第10章 六者協議始動
第11章 六者協議漂流
第12章 金正日南巡
終章
5カ国協議参加国の政府高官、外交官、政治家のインタビューを細かく構成しています。
お気づきのように北朝鮮だけの章はありません。あちら側の関係者のコメントはところどころに紹介されておりますが、1つの章を構成するほどの情報はえられていません。
全体を読んだ感想としては、情報のとれない北とは正反対に豊富な情報をとれる日米韓そして中露側に対して、意識的にそして無意識的に、5カ国の対北朝鮮外交の挫折、失敗の大きな要因を見出そうとしています。
これら5カ国からはそれなりにくまなく情報がとれているのですが、北からの情報が欠落しているため、片手落ちという感が否めません。
これは誰が扱っても北朝鮮内部の情報を得ることは至難の業ですから致し方ないのでしょうが。
小泉首相のインタビューもかなりの量で記述されています。
この首相、やはり思い切りが良いですね。
2度目の訪朝をめぐって多方面から多元外交はよくないと指摘されても
「オレは総理なんだ。間違ってもらっちゃ困る。オレが全責任を持ってやっているんだから一元じゃないか。総理がやっている限り、二元外交はないぞ」
開き直るのもいい加減にしろよといいたくなりますが、これはおいておいて。
同書を紹介する方法のひとつとして、小泉首相の直戴な言葉を拾い集めて「小泉語録」なるものを構成してみるのも一興ですが、これは別の機会があったらそのときに譲ります。
(あと2、3年もしないうちに小泉前首相から赤裸々な告白を聞くことができるのではないでしょうか)
小泉氏は、いずれ日朝関係が剣が峰にさしかかるころに日本政府特使として自身3回目の訪朝をするかもしれませんね(勝手な想像です)。
個人的な関心事としては、やはり小泉訪朝、再訪朝の実現に向けた国内外の動きです。
重村氏の「外交敗北」にも触れられていたように、「ザ・ペニンシュラ・クエスチョン」でも1度目の訪朝実現に向けた事前の田中・Mr.Xの交渉では日本側は拉致被害者の安否情報を求めるにとどまっていた様子を描いております。といって著者はその姿勢を特段否定しているわけではありません。「平壌宣言」そして小泉首相、福田官房長官、田中均氏の日朝国交樹立へ向けた外交努力を高く評価しています。ただしこれは著者が朝日新聞のコラムニストだから、ということだけ理由ではないと思います。
田中氏も小泉首相も1度目の訪朝をめぐる交渉の事実を福田官房長官、事務方の古川官房副長官、野上外務次官(後任の竹内氏)、平松賢司北東アジア課長などごくごく少数の関係者以外には漏れないようにしました。安倍官房副長官も訪朝発表の前日か二日前に知らされました。
これは国内だけではなく米国に対しても漏れないようにしていました。
両氏としては日本国内にも、そして米国にも首相の訪朝計画を事前に知られたら間違いなく潰されると確信していたからです。
情報の漏洩には相当気をつかったようですが、マヌケな話しとして紹介されている事実として、田中氏が秘密交渉のために平壌へ訪問している最中に、交渉内容を日本の、おそらく官邸へ報告するために電話を使っているのですが、普通であれば例えば駐中国日本大使館から本国へ極秘連絡をする際には、盗聴防止対策を施した秘密回線を使用して通話をしています。しかしながら国交もなく大使館もない平壌からの回線はそのような対策は施されていないため、やはり米国にもばれていたのではないでしょうか?
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これは メッセージ 229743 (sofiansky2003 さん)への返信です.