北朝鮮の読み2
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/10/10 23:59 投稿番号: [229553 / 232612]
しかし金正日政権はこれまで米国による対北軍事行動をもっとも恐れてきた。核保有が確実になった今、米国による核施設破壊など軍事攻撃の不安はないのか。
これについては金正日総書記は「米国の軍事行動はなし」と判断しているはずだ。イラクで戦争疲れの米国世論を横目に、米国の足元を見ながら“外交圧力”として核実験を強行した。また米国の対北軍事行動には韓国や中国は絶対反対するため、米国の独断による軍事行動は不可能と踏んでいる。金正日総書記は“安心”して核実験に踏み切ったのだ。
金正日総書記をここまで大胆にしてきたのは、中国と韓国の責任が大きい。中国は冷戦時代の同盟意識と周辺地域の“安定”を名目に北朝鮮を支援し続け、韓国は民主化という国内ムードで北朝鮮を許してきた。
とくに韓国は近年、重武装・軍事独裁体制という北朝鮮の現実には目をつぶり、同胞という素朴な民族感情を優先し、ひたすら支援ばかりしてきた。盧武鉉政権は北朝鮮の核開発に「一理はある」と理解を示し、先のミサイル発射にも「大騒ぎすべきでない」と逆に日本など国際社会を批判している。北朝鮮に対する国際社会の“反核圧力網”の中で、中国と韓国は尻抜けになっていたのだ。
今後、国際社会は「貧者の核兵器」で意気揚々(?)の北朝鮮にどう対処すべきか。米国で対北軍事行動論が強まれば金正日総書記は攻撃回避のため何らかの取引案を出してくるだろう。その案も作成済みだろう。
北朝鮮の核兵器開発は、それでもある種の余裕の産物だ。物質的、外交的締め付けなど対北制裁がもっと早くから効果的に行われていれば事態は別の展開になっていたかもしれない。金正日政権の権力内部に“路線転換”など深刻な内部葛藤(かっとう)をもたらすためには、国際社会による一致した深刻な締め付けしかない。(ソウル支局長 黒田勝弘)
http://www.sankei.co.jp/news/061010/kok011.htm
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諸々の人が諸々のことを言っていますが、サンケイの黒田勝弘氏の論旨が、
私には一番近いような気がするというか、うまくまとめられないものを、
まとめているような、気がします。
>北朝鮮は米国が「世論の国」であることをよく知っている。
>金正日総書記は「米国の軍事行動はなし」と判断しているはずだ。
ブッシュと言えども国内世論・そして選挙には逆らえない。
>金正日総書記をここまで大胆にしてきたのは、中国と韓国の責任が大きい。中国は冷戦時代の同盟意識と周辺地域の“安定”を名目に北朝鮮を支援し続け、韓国は民主化という国内ムードで北朝鮮を許してきた。
問題はやはり、これでしょうね。
韓国はどうやらこれまでの包容政策から、大転換余儀なくされるようだけど−どこまで転換するのか分かりませんが−開城経済特区はどうするのだろうか。
仮に韓国が抜けても、中国が残っている。
NHKでは平岩教授は、中国は外交的に解決すべきとしており、その基本的態度は、現時点ではこれまでと変わっていないとしていました。
中国が、国連安保理決議に7章の内容が取り入れに賛成したとしても、エネルギー・食糧・臨検などの点でどのように主張するのか、更には実効あることを行なうのか甚だ疑問というか、灰色です。
ここが北朝鮮にとって”尻抜け”に違いない。
それを北朝鮮が読んでいるのでしょう。
まあ、中国が実質上の通商を禁じ(厳格な制裁の実施−原油パイプのストップ)、
北朝鮮が悲鳴を上げて崩壊寸前まで締め上げるような、
制裁をやれば胡錦濤も英雄になれるんですけどね。
核兵器を持った北朝鮮が存在することは中長期的には中国にとっても全く好ましくないはずなんですが。
(これはもしかすると、中国にとって悪夢の始まりかも)
(金正日が中国に牙を向ける−ありますよ)
さらには核兵器あるいはそれに準ずるものが、北朝鮮から西アジア経由でイスラム過激派に渡れば、中央アジア経由で中国に入ってきて、主要都市でイスラムのテロということになれば、そういうことも言っておられないはずなんですけどね。
中国にとって気になるのは、国境付近の朝鮮族のこととか、鴨緑江南岸に韓国や米軍の旗が立つことばかりなのでしょうか。
今後1年以内に北朝鮮が崩壊しても、08年のオリンピックには充分間に合うと思うのですけどね(笑)。
これについては金正日総書記は「米国の軍事行動はなし」と判断しているはずだ。イラクで戦争疲れの米国世論を横目に、米国の足元を見ながら“外交圧力”として核実験を強行した。また米国の対北軍事行動には韓国や中国は絶対反対するため、米国の独断による軍事行動は不可能と踏んでいる。金正日総書記は“安心”して核実験に踏み切ったのだ。
金正日総書記をここまで大胆にしてきたのは、中国と韓国の責任が大きい。中国は冷戦時代の同盟意識と周辺地域の“安定”を名目に北朝鮮を支援し続け、韓国は民主化という国内ムードで北朝鮮を許してきた。
とくに韓国は近年、重武装・軍事独裁体制という北朝鮮の現実には目をつぶり、同胞という素朴な民族感情を優先し、ひたすら支援ばかりしてきた。盧武鉉政権は北朝鮮の核開発に「一理はある」と理解を示し、先のミサイル発射にも「大騒ぎすべきでない」と逆に日本など国際社会を批判している。北朝鮮に対する国際社会の“反核圧力網”の中で、中国と韓国は尻抜けになっていたのだ。
今後、国際社会は「貧者の核兵器」で意気揚々(?)の北朝鮮にどう対処すべきか。米国で対北軍事行動論が強まれば金正日総書記は攻撃回避のため何らかの取引案を出してくるだろう。その案も作成済みだろう。
北朝鮮の核兵器開発は、それでもある種の余裕の産物だ。物質的、外交的締め付けなど対北制裁がもっと早くから効果的に行われていれば事態は別の展開になっていたかもしれない。金正日政権の権力内部に“路線転換”など深刻な内部葛藤(かっとう)をもたらすためには、国際社会による一致した深刻な締め付けしかない。(ソウル支局長 黒田勝弘)
http://www.sankei.co.jp/news/061010/kok011.htm
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諸々の人が諸々のことを言っていますが、サンケイの黒田勝弘氏の論旨が、
私には一番近いような気がするというか、うまくまとめられないものを、
まとめているような、気がします。
>北朝鮮は米国が「世論の国」であることをよく知っている。
>金正日総書記は「米国の軍事行動はなし」と判断しているはずだ。
ブッシュと言えども国内世論・そして選挙には逆らえない。
>金正日総書記をここまで大胆にしてきたのは、中国と韓国の責任が大きい。中国は冷戦時代の同盟意識と周辺地域の“安定”を名目に北朝鮮を支援し続け、韓国は民主化という国内ムードで北朝鮮を許してきた。
問題はやはり、これでしょうね。
韓国はどうやらこれまでの包容政策から、大転換余儀なくされるようだけど−どこまで転換するのか分かりませんが−開城経済特区はどうするのだろうか。
仮に韓国が抜けても、中国が残っている。
NHKでは平岩教授は、中国は外交的に解決すべきとしており、その基本的態度は、現時点ではこれまでと変わっていないとしていました。
中国が、国連安保理決議に7章の内容が取り入れに賛成したとしても、エネルギー・食糧・臨検などの点でどのように主張するのか、更には実効あることを行なうのか甚だ疑問というか、灰色です。
ここが北朝鮮にとって”尻抜け”に違いない。
それを北朝鮮が読んでいるのでしょう。
まあ、中国が実質上の通商を禁じ(厳格な制裁の実施−原油パイプのストップ)、
北朝鮮が悲鳴を上げて崩壊寸前まで締め上げるような、
制裁をやれば胡錦濤も英雄になれるんですけどね。
核兵器を持った北朝鮮が存在することは中長期的には中国にとっても全く好ましくないはずなんですが。
(これはもしかすると、中国にとって悪夢の始まりかも)
(金正日が中国に牙を向ける−ありますよ)
さらには核兵器あるいはそれに準ずるものが、北朝鮮から西アジア経由でイスラム過激派に渡れば、中央アジア経由で中国に入ってきて、主要都市でイスラムのテロということになれば、そういうことも言っておられないはずなんですけどね。
中国にとって気になるのは、国境付近の朝鮮族のこととか、鴨緑江南岸に韓国や米軍の旗が立つことばかりなのでしょうか。
今後1年以内に北朝鮮が崩壊しても、08年のオリンピックには充分間に合うと思うのですけどね(笑)。
これは メッセージ 229552 (sofiansky2003 さん)への返信です.