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胡錦濤、「江沢民残党」を一斉追放へ 5

投稿者: kyabaajp 投稿日時: 2006/09/28 06:16 投稿番号: [229431 / 232612]
▼次の狙いは江沢民の右腕、賈慶林(序列四位)

  八年前、「アモイ密輸」という事件があった。
福建省党幹部、軍、警察、税関を巻き込んでの一大密輸スキャンダルで福建省書記だった賈慶林とその妻・林幼芳(当時、福建省外国貿易局党書記)が黒幕と言われた。

党、軍、地元業者がグルとなって大がかりな密輸を黙認し(一説に軍艦が密輸船を擁護した)、その中心にいた頼昌星の企業「遠華集団」が大儲け。
だが「黒幕」といわれた賈慶林は爾後も大出世を遂げて胡錦濤政権のナンバー4(政治局常務委員序列四位。政治協商会議主席)である。

  当時の軍の実力者は劉華清と遅浩田である。
この最高軍幹部も遠華事件との関連がさかんに言われた。そこで当時、軍権を掌握できていなかった江沢民が巧妙に政治利用。二人を引退に追い込んだ。また李鵬派の羅幹(現在政治局員、序列九位)を通じて盛んに暴露を奨励した。
というのも李鵬派がライバルの賈慶林(江沢民の家来)の追い落としを画策していたからで、この第三派閥活用によるバランス維持といった、錯綜するパターンを胡錦濤は適用させている。このあたりのノウハウは自民党総裁選挙の派閥の動きを連想すればわかりやすいだろう。
 
  こうした環境のなか、胡錦濤は中断してきた北戴河会議を今年から再開し、来年の十七回党大会への布石を打ち始めたのだ。

  一方でアモイ事件の主犯・頼昌星をカナダから強制送還させ、裁判で旧江沢民派の密輸との関連を暴くとしており、江沢民派残党狩りが意外に迅速に進んでいることを伺わせる。
  賈慶林失脚は時間の問題と言われている。

  来年秋に予定される第十七回党大会を前に「65歳定年を厳格化して、江沢民にいまだに忠誠を誓う軍幹部を一斉に退任に追い込み、第四世代から新たに28人を選んで中将に任命する段取り」(ジェイムズタウン財団「チャイナブリーフ」、9月21日付け)とする予測が急速にひろがっている。

  李克強、王兆国らに注目があつまっている。
    
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
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