小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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金正日の意図

投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/07/20 23:36 投稿番号: [228828 / 232612]
「金正日には二つの合理的な戦略意図がある」

http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/i/26/04.html

  だがここにもう一つ、北朝鮮の狙いについて興味深く、重みのある見解がある。その見解を語るのは、この連載コラムの第15回、北朝鮮の国家犯罪についての報告で紹介したデービッド・アッシャー氏である。

  アッシャー氏はブッシュ政権第一期冒頭の2001年2月から第二期前半の2005年7月まで四年半も国務省の中枢にあって、北朝鮮との折衝を担当した。正式には国務省東アジア太平洋問題局の上級顧問・北朝鮮作業班調整官というポストにあった。ジョン・ケリー国務次官補の顧問として北朝鮮の核兵器開発問題などの交渉にあたった人物である。現在は国防総省直属機関の防衛分析研究所の上級研究員という立場にある。

  そのアッシャー氏に北朝鮮のミサイル発射の狙いを尋ねると、次のような答えが返ってきた。

  「北朝鮮は今回の一連のミサイル発射でグローバルな反米新枢軸を結成しようという野心的な意図をちらつかせている」。

  アッシャー氏は金正日書記にはそれなりに合理的な戦略意図があり、その意図はしかも全世界を対象とする巨大なスケールなのだという。その意図は大きくは二つに分けられるとして、アッシャー氏は以下のように説明した。

  「北朝鮮が資金不足に悩み始めたことは間違いないようだが、その苦境から脱するためにまずこの7月後半に北朝鮮を訪れるベネズエラのヒューゴ・チャベス大統領に対し、各種ミサイルの威力を誇示して、購入させたいと企図している。チャベス氏は反米傾向の顕著な政治家で、米国に対抗して各種兵器類を急ピッチで購入している。石油資源のために兵器購入の資金はきわめて豊富にある。北朝鮮は同時に自国生産のミサイルの威力をイランやキューバ、シリアなどにも見せ、購入をあおって資金の獲得とともに、反米の新枢軸を結成しようと意図している」。

  なんと金書記は世界中を見回して、米国にタテをつきそうな国を選んで、ミサイルなどの兵器類の威力を誇示し、一方、そうした国が政治的に置かれた辛い立場に同情を示し、新たな反米枢軸の相互支持を進めようする、というのだ。その手段が各種の弾道ミサイルだというのである。

  アッシャー氏は北朝鮮の「狙い」に関して、もう一つ、きわめて高度な外交戦略を挙げた。

  「北朝鮮はミサイルを発射すれば、周辺の諸国がすべて反発することは十分、承知している。だが韓国は国内事情から一定程度以上には北朝鮮を糾弾できない。韓国の現政権は対北朝鮮の融和政策に踏み込みすぎ、逆転ができず、米国との同盟に摩擦が起きることが必至となる。一方、中国も一定限度を超えた制裁措置などはとれない。米国と日本の対応にも微妙な食い違いが出てくるだろう。北朝鮮は当然、日米同盟の結束のゆるみを期待する。また韓国に対しては米韓同盟の結束を薄めることを促すだろう。その手段がミサイル発射なのだ」。

  つまり北朝鮮は今回のミサイル発射で一見、無謀で不合理な暴挙に出たようにも見えるが、実はかなり緻密な計算があるようだ、というのである。ミサイル発射には現実には反米枢軸の新たな結成だとか、日米同盟、米韓同盟の亀裂というきわめて狡猾な野心的意図があり、その追求に弾道ミサイルなどの兵器はきわめて有益な材料になる、ということなのだ。


>米国と日本の対応にも微妙な食い違いが出てくるだろう。

米国内にも米朝協議派と6カ国協議派(ないしは制裁派)との熾烈な対立あり。
秋の中間選挙で民主党が勝利すると2国間交渉を求める声が高まる。

日本国内にも首相と安倍・麻生(AA連合)の間に大きな違いがある。
今回の国連安保理決議でも最後まで国連憲章第7章削除を首相は求めていた模様。

金正日の外交戦略は常に敵を分断し、圧力を殺ぐこと。
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