藪を突いて蛇を出す
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/06/21 23:27 投稿番号: [228500 / 232612]
(神浦のHPから)
[コメント]今回の北朝鮮のミサイル発射準備の動きを、日本の諺(ことわざ)で何かないかと考えた。今朝、思いついたのは、「ヤブを突いて蛇を出す」である。北朝鮮としては軍事目的の弾道ミサイルの発射ではなく、平和目的の人工衛星の打ち上げ(あるいは準備段階だけも)で乗り切れると思った。何とかしてアメリカとの直接交渉を実現させ、アメリカの金融制裁を解除させたいと切望したのだ。これが動機で北朝鮮は「ヤブを突いた」ことになる。
ところがアメリカは、北朝鮮がミサイル発射準備を始めた約1ヶ月前から動きを察知していながら、準備万端で北朝鮮の動きを注視し待ち構えた。そしてアメリカは北朝鮮が求めたヒル国務次官補の平壌訪問要請を無視をした。すると北朝鮮は組み立てたミサイル発射台でミテポドン2を組み立て始めた。これが北朝鮮が得意の瀬戸際外交である。
この段階から、アメリカと日本は航空機(ミサイル発射監視偵察機)と艦船(ミサイル追跡艦やイージス艦)による監視を強め、メディアに北朝鮮がミサイル発射の準備を始めていることを公表した。その弾道ミサイルは新型のテポドン2で、アメリカに到達する可能性があるという説明も行った。この段階で「ヤブから蛇」が出てきたのである。それもこの蛇は1匹ではなかった。北朝鮮は「液体燃料の注入を完了した可能性がある」「注入完了を確認した」と、日米はガンガンと危機感を煽りだしたのである。
さらに日本はもしミサイル発射が行われれば、”万景峰号の入港を止める”とか”日本からの送金を禁止する”という、北朝鮮として耐えられない経済制裁を行うことを宣言させてしまった。(日本政府は北朝鮮のミサイル発射に備え、万景峰号の入港禁止という手段を今まで温存させていた可能性もある)
また、北朝鮮のミサイル発射は人工衛星の打ち上げであっても、弾道ミサイル(軍事目的)と同じ判断をするという日米が歩調を合わせた。北朝鮮にとってヤブの蛇は2〜3匹ではなかったのだ。日米当局は北朝鮮の弾道ミサイル発射は、99年の米朝のミサイル発射凍結、日朝平壌宣言(02年)のミサイル発射凍結、6カ国協議の共同宣言(05年9月)に違反する行為と、ガンガンと国際社会に北朝鮮の異常さを繰り返した。
その結果、中国の外務大臣、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮説得を約束し、国連の安保理では北朝鮮のミサイル発射の事前審議を行うという動きまで現れた。さらにオーストラリア、ニューランド、フランスなど北朝鮮と国交がある国までが、北朝鮮のミサイル発射に反対することを表明しただした。
こうして北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星)打ちあげは、アメリカと日本の連携でねじ伏せられてしまった。すでに北朝鮮は6カ国協議への参加で”核兵器開発カード”は封印されている。今回のテポドン2騒動で北朝鮮は、弾道ミサイル発射(準備だけを含む)による威嚇も政治的に封じられることになった。
もともと北朝鮮の弾道ミサイルでアメリカを威嚇することが無理だったのである。それが出来ると誤信して、ヤブの中にいた蛇を追い出してしまった。結果、北朝鮮は1枚しか残っていない手持ちの”弾道ミサイル発射カード”を失った。
これが今回のテポドン2騒動に関する私の考え(分析)である。もしアメリカの情報機関が北朝鮮に罠を仕掛け、弾道ミサイルの発射を誘って行った謀略ならば、いつも私がいうところの挑発で”戦わずして勝つ”(孫子の兵法)のお手本となるだろう。
http://www.kamiura.com/new.html
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そうそう北朝鮮も単純じゃないと思うよ。
今頃水面下で、必死米朝交渉??
仮に発射しない場合、北朝鮮が、人工衛星を発射しようとしたのに、
米国と日本が止めてしまった。
補償を要求するとか。
[コメント]今回の北朝鮮のミサイル発射準備の動きを、日本の諺(ことわざ)で何かないかと考えた。今朝、思いついたのは、「ヤブを突いて蛇を出す」である。北朝鮮としては軍事目的の弾道ミサイルの発射ではなく、平和目的の人工衛星の打ち上げ(あるいは準備段階だけも)で乗り切れると思った。何とかしてアメリカとの直接交渉を実現させ、アメリカの金融制裁を解除させたいと切望したのだ。これが動機で北朝鮮は「ヤブを突いた」ことになる。
ところがアメリカは、北朝鮮がミサイル発射準備を始めた約1ヶ月前から動きを察知していながら、準備万端で北朝鮮の動きを注視し待ち構えた。そしてアメリカは北朝鮮が求めたヒル国務次官補の平壌訪問要請を無視をした。すると北朝鮮は組み立てたミサイル発射台でミテポドン2を組み立て始めた。これが北朝鮮が得意の瀬戸際外交である。
この段階から、アメリカと日本は航空機(ミサイル発射監視偵察機)と艦船(ミサイル追跡艦やイージス艦)による監視を強め、メディアに北朝鮮がミサイル発射の準備を始めていることを公表した。その弾道ミサイルは新型のテポドン2で、アメリカに到達する可能性があるという説明も行った。この段階で「ヤブから蛇」が出てきたのである。それもこの蛇は1匹ではなかった。北朝鮮は「液体燃料の注入を完了した可能性がある」「注入完了を確認した」と、日米はガンガンと危機感を煽りだしたのである。
さらに日本はもしミサイル発射が行われれば、”万景峰号の入港を止める”とか”日本からの送金を禁止する”という、北朝鮮として耐えられない経済制裁を行うことを宣言させてしまった。(日本政府は北朝鮮のミサイル発射に備え、万景峰号の入港禁止という手段を今まで温存させていた可能性もある)
また、北朝鮮のミサイル発射は人工衛星の打ち上げであっても、弾道ミサイル(軍事目的)と同じ判断をするという日米が歩調を合わせた。北朝鮮にとってヤブの蛇は2〜3匹ではなかったのだ。日米当局は北朝鮮の弾道ミサイル発射は、99年の米朝のミサイル発射凍結、日朝平壌宣言(02年)のミサイル発射凍結、6カ国協議の共同宣言(05年9月)に違反する行為と、ガンガンと国際社会に北朝鮮の異常さを繰り返した。
その結果、中国の外務大臣、ロシアのプーチン大統領が北朝鮮説得を約束し、国連の安保理では北朝鮮のミサイル発射の事前審議を行うという動きまで現れた。さらにオーストラリア、ニューランド、フランスなど北朝鮮と国交がある国までが、北朝鮮のミサイル発射に反対することを表明しただした。
こうして北朝鮮の弾道ミサイル(人工衛星)打ちあげは、アメリカと日本の連携でねじ伏せられてしまった。すでに北朝鮮は6カ国協議への参加で”核兵器開発カード”は封印されている。今回のテポドン2騒動で北朝鮮は、弾道ミサイル発射(準備だけを含む)による威嚇も政治的に封じられることになった。
もともと北朝鮮の弾道ミサイルでアメリカを威嚇することが無理だったのである。それが出来ると誤信して、ヤブの中にいた蛇を追い出してしまった。結果、北朝鮮は1枚しか残っていない手持ちの”弾道ミサイル発射カード”を失った。
これが今回のテポドン2騒動に関する私の考え(分析)である。もしアメリカの情報機関が北朝鮮に罠を仕掛け、弾道ミサイルの発射を誘って行った謀略ならば、いつも私がいうところの挑発で”戦わずして勝つ”(孫子の兵法)のお手本となるだろう。
http://www.kamiura.com/new.html
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そうそう北朝鮮も単純じゃないと思うよ。
今頃水面下で、必死米朝交渉??
仮に発射しない場合、北朝鮮が、人工衛星を発射しようとしたのに、
米国と日本が止めてしまった。
補償を要求するとか。
これは メッセージ 228491 (sofiansky2003 さん)への返信です.