北朝鮮の電力バカ話1
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/04/30 22:24 投稿番号: [227964 / 232612]
李ウオン「暗愚の共和国」(1991)からの引用又は記述の要約です。
(※印は当方の勝手なコメント)
(※)何故北朝鮮は電力事情が厳しいのか?
そもそも北朝鮮は朝鮮戦争以前は、送電線で韓国に送電していたというし、
日本が建設した水豊ダムがあったのに、何故にこれほどに電力事情が切迫して
いるのか?
そもそも電気というのは、工業にもそして人々の生活の最も基本的なインフラであり、
電気の無い生活は考えられないが、北朝鮮ではそれが失われて久しい。
(※)これまでに発電能力が著しく衰えたことに原因を求めていたが、そればかりでないことが明らかになり、それもこれも皆、「偉大な首領の主体式○○」に主因が行き着いてしまう。
1.発電能力の低下−1−水力発電
(※)例の70年代に展開された<全国段々畑化>がにより、降雨があってもそれは時間をおいて河川に流入するのではなく、山々の肌を削り、土砂・土石はダム湖に速やかに堆積する。
ということはダムの貯水機能が著しく失われ、発電能力も著しく落ちるし、、ダムの寿命が縮小してしまうということ。
(実は日本のダムにも寿命があり、一応100年でダム湖が埋まるように積算されているとこと。もちろんこれよりも早く進行するダムもある、さて北朝鮮のダムは?)
著者は以下のとおりまとめている。
「事態がここまでいたると、いまもそうだが、今後も共和国で水資源を利用した水力発電の発展は望むべくもないだろう。全山これハゲ山と化したところでは、気象学や地質学、それに物理学の見地からみても、台風による風水害の規模は年を追って急速に進みこそすれ、正常な水力発電は期待しがたいのである。
そのうえ、共和国の発電所に施設されている老朽化して久しい発電設備が、これに拍車をかけているのである」
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これは メッセージ 227834 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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