小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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小沢さんです

投稿者: pichanneko 投稿日時: 2006/04/27 09:39 投稿番号: [227854 / 232612]
http://www.ozawa-ichiro.jp/massmedia/fuji/2004/fuji176.htm

北朝鮮による日本人拉致事件をめぐる日朝政府間協議は進展せず、平行線で終わった。

日朝交渉については僕にも経験がある。自民党幹事長だった平成二年九月、当時の社会党の田辺誠副委員長が「日朝交渉をやろう」と動き、親しかった自民党の金丸信副総裁を口説いた。

そして、いわゆる「金丸訪朝団」は、長期間抑留されていた第十八富士山丸の船長と機関長の釈放させ、政府間交渉のきっかけを作るために訪朝した。

交渉の結果、当時の北朝鮮の金日成主席は船長と機関長の釈放を約束したが、自民党と社会党、朝鮮労働党が発表した「三党共同宣言」については日本の国内外で大きな波紋を引き起こした。

翌月、金丸氏が「向こうが『お前に来てほしい』といっている」と言うので僕も訪朝したが、金丸氏には事前に「北朝鮮には核開発問題や拉致問題もあり、連中の言う通りにはできませんよ」と断り、「お前に任せる」との確約を取って、こちらの言い分を伝えてきた。

その後、両国外務省による交渉が何度か行われたが、僕は外務省に「彼らが大幅に譲歩してきたら別だが、核開発問題や拉致問題では絶対に譲るな」と命じた。北朝鮮の態度は変わらず、最終的に交渉は決裂した。

昨年九月、小泉純一郎首相は北朝鮮の金正日総書記と史上初の日朝首脳会談を行い、「日朝平壌宣言」を交わしたが、これが日本外交に大きな禍根を残している。

宣言には、日本の謝罪や経済援助については明確に書かれているが、北朝鮮の「拉致」や「核査察」といった言葉はなく、漠然としている。僕はこれまで多くの共同宣言に立ち会ってきたが、これほど一方的な宣言は見たことがない。

通常なら、文言を修正させたり、蹴飛ばすべき宣言が、首相の政治的パフォーマンスのために交わされたのだ。

五人の拉致被害者が帰国できたのは喜ばしいことだが、周辺諸国の人々の生命と財産を危険にさらす核開発や、百人を超えるという他の拉致被害者の救出については、完全な膠着状態に陥っている。

首相は日朝政府間協議が平行線で終わった十五日、訪朝した外務省の田中均外務審議官らに早期解決を指示したというが、後退が目立つ構造改革だけでなく、自らが事態をこじらせた北朝鮮問題まで丸投げしようというのか。

最近国会で、北朝鮮への送金・貿易を停止できる外為法が改正され、さらに北朝鮮船籍の船舶などの日本寄港を制限する「特定船舶入港禁止法案」(仮称)の国会提出が検討されている。

僕自身、北朝鮮に対しては強い姿勢で臨むべきだと考えているが、北は経済制裁の発動について「宣戦布告とみなす」と公言している。

こうなると、政府や国民が国内テロなどのリスクを背負ってでも「断固やる」という覚悟を決めなければならない。現在の首相のようなやわな姿勢では、北朝鮮にナメられるだけだし、国益を損ねるだけだろう。
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