三大革命運動のバカ話5(番外)
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2006/04/08 16:48 投稿番号: [227603 / 232612]
以下の話は、直接、三大革命小組とは関係なさそうだが、
本当のバカ話でしょう。
現場の生々しい例を読むにつけ、いつも想像以上のバカバカしさ、悲惨さとなり、
我が身の創造力の貧困さを感じてしまう(笑)。
(引用)
同じく金元祚「凍土の共和国」から
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兄嫁によると、彼女たちの編み物工場はこのような上下一致無責任体制に支配されている。
(レス者注−兄嫁とは筆者の兄の嫁で、兄も兄嫁も元在日)
そのせいで時々、泣くに泣けない、笑うに笑えないような悲喜劇が演じられることがある。
たとえば、共和国で「人民の福祉増進」というスローガンの下で行なわれる衣類の”増産闘争”だ。
この種の闘争が提起されると、兄嫁の働いている編み物工場にも、それ相応の目標が下達される。
たとえば3千着のセーターを生産せよ、といった風に。
ところが、共和国においてはこのような目標が下達されても、それに必要な資材−編み機のハリや毛糸などが十分に供給されることはない。
資材がつねに足りないので、お上は「自力更正の精神」発揮し、「かくれた資材を独自に探し出してやれ!」という。
慣例にしたがって、職場決起集会が開かれ、「目標の百%超過達成」が公式に決議される。しかし「自力更正」や「かくれた資材」を云々しても、ハリや毛糸は地下から涌いてくる訳がない。
そのため女性党書記は、女工たちに家庭用の編み機のハリ、古い毛糸セーターなどの供出を命じる。
「供出こそ忠誠心の証し」などというキャンペーンを騒々しく展開しながら。
女工たちは、すでによく調教されていた。
そのキャンペーンにこたえなければ「資本主義思想残滓の持ち主」といっていじめられることも知っている。
それでやむなく、自分の家から大人用ないしは子供用の古い毛糸セーターやチョッキ、ハリなどを供出する。
そしてセーターやチョッキをほどいた古い毛糸で、新しい規格のセーターを編み上げ、女性党書記を通じて国家に捧げる。
こうしてこの編み物工場は、国家から与えられた目標を百%達成し、お上からほめられ、女性党書記ら幹部たちも鼻を高くすることができる。
しかし、これでは誰が考えても、共和国の毛糸セーターの絶対量は増えていない。
新しい”増産闘争”の過程で毛糸量を計算すれば、絶対量は確実に減少しているはずだ。
それに、その編み物工場の女工たちは「目標の百%超過達成」のために、彼女たちの夫や子供たちが着ていた毛糸セーターやチョッキを脱がさなければならないのだ!
共和国の衣料事情がいかなるものかを少しでも分かっている者には、これがいかに過酷な措置であるかはたやすく理解できる。
一見すると”トカゲの尻尾切り”のようなセーター増産物語だが、毛糸は尻尾のようにほっといてはえてくるものではない。
これは メッセージ 227602 (sofiansky2003 さん)への返信です.
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