小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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Re: 中国で発表された長者番付

投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/04/01 21:46 投稿番号: [227499 / 232612]
  さて、中国で一番の大金持ちがキッシンジャーと深い関係にあるのなら、ナンバー2に名前の上がった魯冠球とはどういう人物なのだろうか。

  魯冠球は共産党員であり、浙江省にある萬向集団の総裁を務めている。萬向集団は中国最大の経済成長を誇る上海経済圏を背景にして成長を遂げた新興企業集団で、CITICのように中央の特定な中国要人個人とのつながりは見当たらない。

  だが、中国版フォーブスに登場するネオ資本家たちは、西側の資本家とは違い、単純に裸一貫で今日の成功を手にしたわけではない。常に共産党や中央・地方政府、それに解放軍などの強力なバックと政治的な庇護を受けている。このニューリッチベスト100に名前を連ねているのも、そうした連中なのだ。

  では、魯冠球の場合はどんな背景を持っているのか。その前に彼と萬向集団について簡単に解説しておきたい。

  魯は1945年1月に浙江省の杭州市で誕生した。2003年現在で58歳と若い経営者だ。20歳前後に自転車の修理工を手始めに、食品加工業をはじめ、69年には農業機械工場を興す。これが萬向集団の母体である。

  現在彼は、この集団の主席兼党委員会書記の地位にある。

  萬向集団自体は、1969年7月に正式に誕生した。いまでは政府の指定する全国に120社ある「試点企業グループ」であり、同時に520ある重点企業のひとつでもある。

  「試点企業」というのは、政府が政策的に育成を奨励している全国各地の優良企業のことで、こういう企業を国内産業の中核企業に育て、いずれは国際的な多国籍企業にしたいというのが政府当局の思惑である。

  主な製品は自動車関連部品、カメラ、フィルム機械の製造で、2003年現在、米国、英国、ドイツ、カナダなど世界中に数十の子会社を持つほどに成長している。超優良企業である。

  市場経済の最大の受益者がこういう資本家集団であり、彼らの背後には政府や党の存在が透けて見えてくる。

  中国がWTO(世界貿易機構)に加入してちょうど2年。魯冠球のようなネオキャピタリストたちは、これまで以上に有利になった輸出環境を背景にして、急カーブの成長を見せている。

  魯と彼の会社の説明が長くなったが、実は萬向集団の成長にはある知られざる秘密がある。まず第一に、特定の有力者とは深いつながりを持っていなくとも、中国で最も豊かで、経済成長力を誇る長江流域の代表的都市である杭州の代表的企業として、地方政府の全面的な支援があること。これはすでに述べたとおりである。

  もう一つの隠された理由は、この新興企業が海外に持っている驚くべき人脈にあった。萬向のコネクションは、現在のアメリカ合衆国大統領のジョージ・ブッシュ一族につながる。
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