>Re: ブッシュ・ドクトリン
投稿者: komash0427 投稿日時: 2006/03/21 23:36 投稿番号: [227202 / 232612]
>「強硬と宥和にゆれながら」と表現したらどうでしょうか。
この表現のほうがより適切ですね。
パウエル−アーミテージラインはわりと北朝鮮との協議には前向きだったようですが、政権内の新保守主義派は協議に対してひじょうに敏感で、ネガティブだったため、ケリー次官補が6カ国協議の場で北朝鮮と交渉する際に発言する内容というのは厳しい制限をかけられていて、あらかじめ決められた内容のメモを読む程度だったそうです。実態は協議とはいえない、通告程度。
イラク戦に躓き、新保守主義派が退潮すると、クリントン時代から北朝鮮にはやさしい国務省官僚の意見が通るようになり、またスコウクロフトという外交のご意見番の存在が復活してきて、ヒル次官補は6カ国協議の場で発言する内容にかなりの裁量を与えられていたそうですね。
ただチェイニー副大統領自身は第4回6カ国協議にあのような形で合意したことについて非常にご立腹。
そんな矢先に偽ドル札資金洗浄疑惑が出てきましたから(直接的には合意前の7月か8月にサンフランシスコあたりの沖合いで偽ドル札を積んだ北朝鮮関係の船籍を摘発したことがきっかけだったような記憶がありますが)。
ですので
>それは大統領が巧みに手綱を取ってきたというよりも、実はそうではなく<揺れ>ていたのではないか。
これもその通りで、宥和派が前に出てくれば、強硬派が反対のベクトルへ動き、強硬派が強まれば宥和派が違う方向へ動く、という感じでした。
>いつかもレスしましたように、東欧では民主主義も短期間ながら経験しているし(WWⅠ〜WWⅡの間)、人権に対する意識は違うでしょう。
(以前にアジアと欧州の決定的違いは人権意識だとei835さん(だったか?)が言っておれらましたが、朝鮮半島・中国・東南アジアを含めそのとおりだと思う。
東アジアと欧州は価値観が大きく異なりますので東欧の民主化ストーリーがこちらの地域には当てはまる要素は少なそうですね。
確か、森千春という人は今の韓国は西ドイツとの比較として、民主主義、人権と言った普遍主義よりも民族主義を優先させていると指摘していましたような。
これは日本の革新層にも保守層にも当てはまりますね。
革新層は北朝鮮に対しては普段主張している人権思想を引っ込めてしまい、保守層は普遍主義よりも民族主義的に北朝鮮を把握するという感じです。
>最近「北朝鮮最終殲滅計画」という刺激的な題名の本を読んだのですが、
>米国が犠牲無しに武力攻撃できない理由がいくつもありました。
非常に刺激的な題名ですね。今度読んでみます。
現在の予測は知りませんが、94年の核危機の時にはもし開戦に及んだら、最初の3ヶ月間で米軍兵士の死傷者は5万2千人、韓国軍のそれは50万人に達すると当時のペリー国防長官、シャーカシュビリ統幕議長、ラック在韓米軍司令官は、クリントン大統領に報告したそうです。さらに国防総省は半島全体で死者は100万人にのぼり、うち在韓米軍の家族や民間人も8万人から10万人が死亡するであろうという予測をしていたようです(「二つのコリア」から)。
昨年5月から6月にかけて北朝鮮核実験報道が飛び交っていましたが、ちょうどその頃、避難訓練を目的として米国人を乗せた輸送船が極秘に韓国から日本へ向けて航海していたそうですが、運悪く韓国の船と衝突事故を起こしてしまい、明るみになったという記事が韓国紙のHPに出ていました。
この表現のほうがより適切ですね。
パウエル−アーミテージラインはわりと北朝鮮との協議には前向きだったようですが、政権内の新保守主義派は協議に対してひじょうに敏感で、ネガティブだったため、ケリー次官補が6カ国協議の場で北朝鮮と交渉する際に発言する内容というのは厳しい制限をかけられていて、あらかじめ決められた内容のメモを読む程度だったそうです。実態は協議とはいえない、通告程度。
イラク戦に躓き、新保守主義派が退潮すると、クリントン時代から北朝鮮にはやさしい国務省官僚の意見が通るようになり、またスコウクロフトという外交のご意見番の存在が復活してきて、ヒル次官補は6カ国協議の場で発言する内容にかなりの裁量を与えられていたそうですね。
ただチェイニー副大統領自身は第4回6カ国協議にあのような形で合意したことについて非常にご立腹。
そんな矢先に偽ドル札資金洗浄疑惑が出てきましたから(直接的には合意前の7月か8月にサンフランシスコあたりの沖合いで偽ドル札を積んだ北朝鮮関係の船籍を摘発したことがきっかけだったような記憶がありますが)。
ですので
>それは大統領が巧みに手綱を取ってきたというよりも、実はそうではなく<揺れ>ていたのではないか。
これもその通りで、宥和派が前に出てくれば、強硬派が反対のベクトルへ動き、強硬派が強まれば宥和派が違う方向へ動く、という感じでした。
>いつかもレスしましたように、東欧では民主主義も短期間ながら経験しているし(WWⅠ〜WWⅡの間)、人権に対する意識は違うでしょう。
(以前にアジアと欧州の決定的違いは人権意識だとei835さん(だったか?)が言っておれらましたが、朝鮮半島・中国・東南アジアを含めそのとおりだと思う。
東アジアと欧州は価値観が大きく異なりますので東欧の民主化ストーリーがこちらの地域には当てはまる要素は少なそうですね。
確か、森千春という人は今の韓国は西ドイツとの比較として、民主主義、人権と言った普遍主義よりも民族主義を優先させていると指摘していましたような。
これは日本の革新層にも保守層にも当てはまりますね。
革新層は北朝鮮に対しては普段主張している人権思想を引っ込めてしまい、保守層は普遍主義よりも民族主義的に北朝鮮を把握するという感じです。
>最近「北朝鮮最終殲滅計画」という刺激的な題名の本を読んだのですが、
>米国が犠牲無しに武力攻撃できない理由がいくつもありました。
非常に刺激的な題名ですね。今度読んでみます。
現在の予測は知りませんが、94年の核危機の時にはもし開戦に及んだら、最初の3ヶ月間で米軍兵士の死傷者は5万2千人、韓国軍のそれは50万人に達すると当時のペリー国防長官、シャーカシュビリ統幕議長、ラック在韓米軍司令官は、クリントン大統領に報告したそうです。さらに国防総省は半島全体で死者は100万人にのぼり、うち在韓米軍の家族や民間人も8万人から10万人が死亡するであろうという予測をしていたようです(「二つのコリア」から)。
昨年5月から6月にかけて北朝鮮核実験報道が飛び交っていましたが、ちょうどその頃、避難訓練を目的として米国人を乗せた輸送船が極秘に韓国から日本へ向けて航海していたそうですが、運悪く韓国の船と衝突事故を起こしてしまい、明るみになったという記事が韓国紙のHPに出ていました。
これは メッセージ 227197 (sofiansky2003 さん)への返信です.