小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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Re: 古田博司の「反日トライアングル」3

投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/11/27 15:31 投稿番号: [223662 / 232612]
そして著者のまとめは以下のとおり。

「カルト国家化は、息子の金正日が権力を世襲する際、父を神格に祭り上げ、自分は教祖になるという形で宗教的に補強されたカリスマを受け継いだことに端を発している。実は金正日は当時、この世襲そのものに自信がなかったものと思われのである。そこで利用されたイデオロギーが、有機体国家論であった。有機体国家論とは、もともと19世紀のドイツに源のある国家観で、国家を人体に比す。たとえば、元首を頭、政府は身体、人民を手足のようなものだとする。これが伊藤博文や当時の学者を通じて日本にもたらされた。ところが日本に入ってくるとすぐさま、国家は人体そのものだいう論にすり替わってしまったのである。
この国家論が、当時日本植民地時代に日本に留学のために渡ってきた、中央大学夜間専門法科の学生だった、後の朝鮮労働党書記、黄長菀を通じて朝鮮にもたらされた。そして彼が北朝鮮のイデオロギー担当の中心人物となることにより、約40年後、金正日体制下で有機体国家論が花開くことになる。この国家論を北朝鮮では「社会政治的生命体」論と呼んでいる。この論では、国家は人体と見なされて、金日成は脳髄、労働党は中枢、人民は手足あるいは細胞と教えられるのである。しかし、北朝鮮では日本と異なり、神に祭られた金日成が人民に永遠に生命を与えることなっているので、その分だけ宗教側にはみ出して過激になり、結果として、カルト国家なってしまったとも言えるだろう。このイデオロギー操作により、人間は死んでも、社会的政治的生命体という永遠の生命の中に生き続けるのだと民衆は教え込まれた。」

ここらへんは、著者が学者さんですから、黄長菀の日本からの移入の件は確かなソースがあってのことと思うのですが、それにしても黄長菀がこのことに一言も言及していない現状において、<蓋然性>は高いと言わざる得ません。

まあ、先の本にこのことも書いてありそうです。

(本題に戻って)
それにしても、反日トライアングル=3国といい、日本も含めて、東アジア共同体とかアジアの連帯というのは、非常に深いところで、大きな互いに亀裂を持っていることが、知らしめられます。
東アジアの国家関係は、ローマ文明とキリスト教を共通の基盤とする、欧州=EUとは基本条件が全く異なるなることをあらためて認識させられたところです。
(別に東アジア共同体に幻想を持っているわけではありませんが。(笑))

(end)
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