北朝鮮の給与と電力事情
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/10/19 22:48 投稿番号: [221030 / 232612]
■給与は?
平壌中心部のホテル従業員は1万5000〜2万ウォンの給料をもらっているようだ。コックなど専門職は2万〜3万ウォンとやや高い。北朝鮮北東部の経済特区・羅先市では平均3000ウォン。咸鏡南道出身の脱北者によると、同地域では月給1100ウォン程度という。
平壌は給与面でも優遇されているが、外貨換算すると決して高くはない。非公式の両替業者によると、平壌市内では9月中旬では1ウォン=0.05円程度で売買されていた。このレートでは1万ウォンでも500円にすぎない。地方ではレートが異なり、その利ざやを狙ったマネーゲームに励む市民も少なくないという。
お金の価値を外国人に聞かれた場合には「教育費から住居費まですべて国から支給されるからカネは必要ない」と答えるように指導されているという。
外国人が主に宿泊するホテルではほぼ公定レートでユーロ、ドル、円、人民元などを交換できる。外国人はウォンを持つことが許されず、支払いにはユーロを中心とした外貨しか使えない。外国人向け売店では主にユーロで表示されているが、円やドルでの金額を聞けば、従業員は暗算でほぼ正確な答えを出す。
■電力事情
平壌市内に信号がないことは有名だ。交差点の中央では女性交通警察官が手信号で交通整理をしている。白い制服に身を包み、赤い蛍光棒を右手に持って、右に左に、車の行き先を指示している。バスの運転手に「信号がないと不便ではないか」と尋ねると「信号なんて電気の浪費だ。車が少ない深夜・早朝も動いているじゃないか」と答えた。
厳しい電力事情は今も続いている。空の玄関口、平壌国際空港のターミナルの建物内は日中、屋内灯はほとんど使用されず、太陽光が頼り。北朝鮮の誇りである社会教育の殿堂「人民大学習堂」でも図書閲覧室の天井の明かりは半分しかつけられていなかった。
04年4月の刑法改正で「電力使用秩序を乱し、大量の電力を浪費した者は2年以下の労働鍛錬刑に処する」(第165条)と規定され、電力の浪費が罰せられるようになった。市民も節約に慣れた。街には、日本のネオンのような照明はない。唯一、故金日成主席の巨大銅像だけがライトアップされ、平壌市内の夜に映えている。
それでも平壌は北朝鮮では飛び抜けて豊かな地域だ。地方都市では電力不足は一層深刻化し、火力発電所を稼働させるため、石炭増産が奨励されているといわれる。
これは メッセージ 221028 (hangyosyufu さん)への返信です.
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