<北朝鮮ルポ>食糧は闇市
投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/10/19 22:44 投稿番号: [221028 / 232612]
電力浪費者は「労働鍛錬刑」…
核開発、拉致、美女応援団。特殊なイメージで語られることが多い北朝鮮だが、国家体制の閉鎖性から一般市民の生活の様子は非常に見えにくい。市民の生活水準や電力事情、食糧、思想統制はどうなっているのか。首都・平壌の最近の事情をリポートする。
■どうなった?配給
平壌市中心部に住む主婦(48)は「市内のほとんどの地域では食糧配給は続いているよ」と胸を張った。大人1人当たり日に700グラム。「大部分が質の良い米だ」という。やはり中心部に住む自転車修理工の男性は「配給以上に食べたくなれば『統一市場』で食材を調達する。値段が高いが、品ぞろえは豊富だ」と話した。
北朝鮮では、90年代半ばから、一部を除いて配給制度がほぼ崩壊し、市民は農民市場などで食糧を調達するようになったとされる。国家介入がなく、価格は需要と供給により決まる。
配給を受けられる「一部」とは、指導層や軍人、そして平壌市民ら金正日体制維持に不可欠な階層。「給料は安いが、国がすべて面倒をみてくれる」(前述の主婦)と平壌市民が実感できるのは、この優遇階層に分類されているためだ。
平壌への移動が極端に制限された地方都市では事情が違う。10年ほど前に配給が止まり、地方の住民の多くが飢餓状況に追い込まれ、餓死したり、脱北を図ったりしたことはよく知られている。
商取引名目で平壌に来たという咸鏡南道出身の男性は、外国人観光客の集まるホテルに毎朝通い詰めている。生活苦を解消するため平壌に来たが思うように仕事が見つからず、結局、闇市場で安く買った土産品を外国人に売ることを思いついたという。
この男性は「外国人や海外同胞なら、同情してくれ、品物を買ってくれる。外国人とは、話すだけで捕まってしまう危険がある。だけど、こうでもしないと生きていけない」と明かした。市中心部にある「中区市場」に隣接する広場では早朝、農民たちが農産物を持ち込んで安価で売る闇市が開かれる。ここに通い、食べ物などを入手するのだという。
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