小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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北朝鮮崩壊までの「時間稼ぎ」下

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/10/14 12:21 投稿番号: [220396 / 232612]
  これら3つの変数を組み合わせると、6カ国協議という連立方程式はブッシュ政権にとって、北朝鮮崩壊までの「時間稼ぎ」の場に過ぎず、その合意内容も北朝鮮に核を放棄させるためというより、この問題が自国の外交・安全保障政策上の重大な懸案にならないための「保険」のようなものと解釈できる。

  もちろん、北朝鮮が米側の悲観的予測に反して、核放棄に向かって具体的に動き始める可能性も除外はできない。逆に、米国にとっての「時間稼ぎ」が北朝鮮にとっても強硬派・ブッシュ退陣までの「時間稼ぎ」となり、ブッシュ政権の問題先送り姿勢をいいことに、核開発計画を一層進展させる恐れも否定できない。

  それでもブッシュ政権は「金正日政権の交代、あるいは崩壊は政策上の目標ではなく、自然の帰結であり、我々は外部からそれを見守っているに過ぎない」との立場を崩さないだろう。合意文書の中で「共存共栄」という表記を巡って、米側が文字通り「共存」を意味するような「co-exist」ではなく、単に物理的に「そこにいる」という意味合いが強い「exist together」にすることを主張したのも、そうした深遠の意図をうかがわせる。

  具体的に北朝鮮の体制転換がいつとは言えないが、6カ国協議という枠組みも、その合意内容もすべては「その時」のための舞台装置であり、将来の米国の為政者にとってもこの措置がベストなはずだ――。そんなホワイトハウスの論理回路が透けて見えてくるようだ。

  米タイム誌のインタビューで、ライス長官は最後にこんな言葉を残している。

「(北朝鮮が供与を求めた)軽水炉は将来の問題であることを関係国が明確に表明することが重要だ」――。
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>米側で合意締結に熱心だったのはライス国務長官だった。

>「イラク情勢が難しいままのことを考えれば、イラクに集中すべきだ」
>   「政権交代」を究極の目標にしているとされたブッシュ政権の北朝鮮政策については、国内外から「無策の典型」(キャンベル米戦略国際問題研究所副所長)と激しい批判を浴びていた。

やる気なしの米国。ポチ保守派は「イラク戦に賛成すれば、北朝鮮も叩いてくれるって」願いは、その同盟国から無惨にも打ち砕かれた。

>   「政権交代とは政策の目標ではなく、自然発生的に起こることの結果に過ぎない」

放っておけば、いずれ崩壊すると、タカを括っていたクリントン政権の轍をふまないように。

>「(北朝鮮が供与を求めた)軽水炉は将来の問題であることを関係国が明確に表明することが重要だ」――。

ロシアは軽水炉の建設を企んでいるらしい。それも日本の資金で。

>米国にとっての「時間稼ぎ」が北朝鮮にとっても強硬派・ブッシュ退陣までの「時間稼ぎ」となり、ブッシュ政権の問題先送り姿勢をいいことに、核開発計画を一層進展させる恐れも否定できない。

次の大統領選挙は2008年。五輪が終わるのも2008年。

あと3年、日本は何もしないでひたすら「待つ」のだろうか。
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