>>>>食糧配給制を10月再開
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/10/01 00:39 投稿番号: [218439 / 232612]
>今後も軍が巻き返しを図る可能性は否定できず、実際に核放棄が実現されるのか予断を許さない。かといって、核放棄と抜本的な改革・開放に進まなければ、構造的な問題をはらむ経済難の克服はできず、危機は解消できない。
北朝鮮=金正日体制の基本的問題は、かなりの場合、ここに行き着くようです。
つまり、(核開発も含め)体制保持のため国を閉じれば経済難(=国家の維持ができない)となり、改革開放に進めば金正日体制の維持が危うくなる。
二項背反ということでしょうか(Msg.155048等)。
私も常にこの視点で考えていますが、10月からの食糧配給復活というのは、
かなり北朝鮮当局が思っている以上に保守的というか、取り敢えずの難題(=食難とか)が解消されれば、改革開放の道に進むのではなく、あくまでも現行社会主義体制のままを維持しようとする力学が働くようです。
食糧配給と言うことは、所得の多少に関わらず食が保証されることに近づくが、一方で国家=組織から離れて生活ができなくなることも意味し(以前に戻る)、国家管理が以前のとおり復活強化するということになる。
何回か報じられた(実験的ではあれ)個人農業経営の試みはなされていないようですし、これはやはりないのではないか。
さらに、国連の食料援助もモニター嫌なこともあって、敬遠しだしている。
91年7月を記しての経済改革で、市場の形成のことが言われたが、はたしてこれからも発展するかというと、そうでもないような。
原始的な市場経済が生まれ少しは能力(商才というのかどうか)があるものが、金儲け(=実利というらしい)ができたが、これからはその機会が小さくなっていくような気がします。
これからどうなるのか、時間が必要でしょう。
どうも中国が望むような改革開放路線を歩むことはない。
どうも金正日はやはり改革開放は、社会主義を打倒(ソ連・東欧)あるいは変質(中国)させるものとして、それが金正日体制にとっては危うくするものの基本的要素としてとして、遠ざけているような気がします。
金正日すれば、別に北朝鮮の国民が豊かになったりすることが、目的でもなんでもない。
大目的は<国家と現行体制が維持できればよい>だけのこと。
とすれば、よく理解できる。
とっくに効力を失った金正日の論文(愚論)だと思っていたのですが、どうもまだまだ北では生きているのではないか。
以下、重村智計「最新北朝鮮データブック」(2002)から
金正日論文「社会主義は科学である」
旧ソ連、東欧の社会主義は崩壊し、いまなお社会主義を掲げる中国とベトナムは、市場経済を採用した。
これは資本主義化である。
北朝鮮はどうするのか。
この疑問に答えるために、金正日総書記は「社会主義は科学である」との論文を1994年11月1日付けの労働新聞に発表し、北朝鮮の進むべき路線を明らかにした。
この論文で「各国で社会主義が崩壊したのは、科学としての社会主義の失敗ではなく、社会主義を変質させた日和見主義の破産を意味する。社会主義は日和見主義によって一時的に胸の痛む曲折を経ているが、科学性、真理性によって必ず再生し、最後には勝利を達成するだろう」と強調shちえいる。
金正日総書記が当時の難局を、どのように考え、いかに克服しようとしているかを、この論文から読みとることができる。
この論文の主旨は次のようになる。
1.資本主義に対し、幻想を抱いてはならない。
2.人間改造事業、思想改造事業が最も重要である。
3.社会政治的生命こそ重要である。
4.真の人徳政治を実現する。
5.各国の共産主義が崩壊したのは、官僚主義のためである。
6.思想教育が重要である。
7.権勢と官僚主義、不正腐敗、あらゆる特権を排斥する。
8.全人民が首領を真の父と仰ぎ、党の懐を母なると信じ従い、首領、党、大衆が
運命を共にする一つの社会政治的生命体を強化する。
9.金日成主席の遺訓を高く掲げる。
北朝鮮=金正日体制の基本的問題は、かなりの場合、ここに行き着くようです。
つまり、(核開発も含め)体制保持のため国を閉じれば経済難(=国家の維持ができない)となり、改革開放に進めば金正日体制の維持が危うくなる。
二項背反ということでしょうか(Msg.155048等)。
私も常にこの視点で考えていますが、10月からの食糧配給復活というのは、
かなり北朝鮮当局が思っている以上に保守的というか、取り敢えずの難題(=食難とか)が解消されれば、改革開放の道に進むのではなく、あくまでも現行社会主義体制のままを維持しようとする力学が働くようです。
食糧配給と言うことは、所得の多少に関わらず食が保証されることに近づくが、一方で国家=組織から離れて生活ができなくなることも意味し(以前に戻る)、国家管理が以前のとおり復活強化するということになる。
何回か報じられた(実験的ではあれ)個人農業経営の試みはなされていないようですし、これはやはりないのではないか。
さらに、国連の食料援助もモニター嫌なこともあって、敬遠しだしている。
91年7月を記しての経済改革で、市場の形成のことが言われたが、はたしてこれからも発展するかというと、そうでもないような。
原始的な市場経済が生まれ少しは能力(商才というのかどうか)があるものが、金儲け(=実利というらしい)ができたが、これからはその機会が小さくなっていくような気がします。
これからどうなるのか、時間が必要でしょう。
どうも中国が望むような改革開放路線を歩むことはない。
どうも金正日はやはり改革開放は、社会主義を打倒(ソ連・東欧)あるいは変質(中国)させるものとして、それが金正日体制にとっては危うくするものの基本的要素としてとして、遠ざけているような気がします。
金正日すれば、別に北朝鮮の国民が豊かになったりすることが、目的でもなんでもない。
大目的は<国家と現行体制が維持できればよい>だけのこと。
とすれば、よく理解できる。
とっくに効力を失った金正日の論文(愚論)だと思っていたのですが、どうもまだまだ北では生きているのではないか。
以下、重村智計「最新北朝鮮データブック」(2002)から
金正日論文「社会主義は科学である」
旧ソ連、東欧の社会主義は崩壊し、いまなお社会主義を掲げる中国とベトナムは、市場経済を採用した。
これは資本主義化である。
北朝鮮はどうするのか。
この疑問に答えるために、金正日総書記は「社会主義は科学である」との論文を1994年11月1日付けの労働新聞に発表し、北朝鮮の進むべき路線を明らかにした。
この論文で「各国で社会主義が崩壊したのは、科学としての社会主義の失敗ではなく、社会主義を変質させた日和見主義の破産を意味する。社会主義は日和見主義によって一時的に胸の痛む曲折を経ているが、科学性、真理性によって必ず再生し、最後には勝利を達成するだろう」と強調shちえいる。
金正日総書記が当時の難局を、どのように考え、いかに克服しようとしているかを、この論文から読みとることができる。
この論文の主旨は次のようになる。
1.資本主義に対し、幻想を抱いてはならない。
2.人間改造事業、思想改造事業が最も重要である。
3.社会政治的生命こそ重要である。
4.真の人徳政治を実現する。
5.各国の共産主義が崩壊したのは、官僚主義のためである。
6.思想教育が重要である。
7.権勢と官僚主義、不正腐敗、あらゆる特権を排斥する。
8.全人民が首領を真の父と仰ぎ、党の懐を母なると信じ従い、首領、党、大衆が
運命を共にする一つの社会政治的生命体を強化する。
9.金日成主席の遺訓を高く掲げる。
これは メッセージ 218253 (komash0427 さん)への返信です.