>いきなり日朝協議!(下)
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/09/14 23:15 投稿番号: [215646 / 232612]
そのためには小泉首相との関係を北朝鮮側は良好に保たなくてはなりません。
前回同様2国間協議を蔑ろにするようでしたら、日本政府の面子は丸潰れです。そのような事態になれば当然日本政府に対する世論も厳しくなりますし、政府も北朝鮮に対して厳しい対応を検討しなくてはなりません。小泉首相の顔を潰すようなことを北朝鮮はしてはならないのです。
これを回避するには、北朝鮮側はある程度の日本へのアプローチをします。
ですから前回とは180度態度を変えて、「おっ、今回は北朝鮮も出方が違うな。対話に応じているようだ。ならばもう少し様子を見てからにしよう」
このような世論の反応を北朝鮮側は狙っています。
いずれ結果を出さなければ北朝鮮側への非難は再燃します。といって結果を出せるわけでもありません。あくまでグレーな状態にしておいて、協議が継続されている間は制裁を求める声を抑えることで制裁発動につながる動きを封じようというものです。
今回の戦術は、協議を通じて日本と米国の間にある距離感を持たせることと、協議中に日本の世論が一時的にでも軟化すればそれはそれで良し、ということです。
こうしたことの繰り返しにより徐々に世論が軟化すればよい、というのが北朝鮮の思惑です。
などと勝手に書きましたが真相はどうなのでしょう?
各紙の解釈は次のとおり。
・中日新聞
外務省幹部によると北朝鮮代表団には今回、対日交渉の直接担当者は加わっていない。ただ、自民党が先の衆院選で大勝した背景もあり、北朝鮮としても日本側にまずは探りを入れるねらいがあるとみられる。
・西日本新聞
休会前の六カ国協議では、北朝鮮側が日朝の二国間協議に難色を示し、閉会決定直後の八月七日にようやく開催された。日本側は協議再開に先立ち、再び二国間協議の開催を提案していたが、早くも二日目に実現した。日朝協議開催を速報した韓国・聯合ニュースは「小泉純一郎首相が総選挙後の十二日の記者会見で、任期中に北朝鮮との国交正常化に向け努力を続けると強調したことが奏効した」と伝えた。
・産経新聞
今回、北朝鮮が日朝協議に応じてきたことについて、日本側には「先の総選挙で小泉純一郎首相率いる自民党が大勝したことを受けて、関係改善に向けた前向きなシグナルではないか」と見る向きもある。
・朝日新聞
日本側は前回の協議で、拉致問題について生存者の帰国と真相究明、拉致容疑者の引き渡しを求めたうえで、日朝関係の担当者が協議に加わるべきだと主張し、金次官は「本国に正確に伝える」と答えていた。だが、今回の北朝鮮代表団には対日交渉の担当者は参加していない。(事実を伝えたのみ)
・読売新聞
細田官房長官は14日午前の記者会見で、6か国協議再開から2日目の日朝会談実現について、「一定の前進だ。(北朝鮮側は)聞く耳を持たない感じもあったが、そうではないということだ」と評価した。日本側は6か国協議の期間中に、何度か日朝会談を行いたい考えだ。ただ、金次官は日朝問題の直接の担当者ではなく、議論が深まるかどうかは不透明だ。
kyabaajpさんが抱いた感想は、産経+中日といったところでしょうか。
なお、町村外務大臣が昨日の閣議で今回の協議で北朝鮮側が拉致問題に関する担当者を同行してくることを求めたことを前回の協議で北朝鮮側に伝えたと発言したことが報道されました。しかし今回そのような担当者が同行しているかどうかはまだ確認されていません。
ところでわれらが日本代表の陣容は
首席代表
佐々江賢一郎(局長)
次席代表
斎木昭隆(外務審議官)
その他
伊藤直樹(北東アジア課長)
ではないかと思います。
佐々江氏は、重村氏も一目置く人物です。斎木氏も皆さんよくご存知のように、御曹司タイプです。なお伊藤氏は検索する限りでは余り評判はよくありませんね。
ちなみに分かっている範囲での今回の北朝鮮側のスタッフは
首席代表
金桂寛外務次官(この人は94年の核危機の時も対米交渉役のキーマンの一人です)
次席代表
鄭泰洋外務省副局長(今回初参加)
その他
北朝鮮代表団は本国などからの13人を含む計15人
ニューヨークの国連代表部から韓成烈(ハン・ソンヨル)次席大使⇒米朝ニューヨークチャネル(国連本部)の北朝鮮側代表
外務省からも米朝交渉に参加したことがある玄鶴峰(ヒョン・ハクボン)研究員ら専門家
多くは米国担当と伝えられています。日本担当が出席してくれば少しは雰囲気も違うでしょうけど
前回同様2国間協議を蔑ろにするようでしたら、日本政府の面子は丸潰れです。そのような事態になれば当然日本政府に対する世論も厳しくなりますし、政府も北朝鮮に対して厳しい対応を検討しなくてはなりません。小泉首相の顔を潰すようなことを北朝鮮はしてはならないのです。
これを回避するには、北朝鮮側はある程度の日本へのアプローチをします。
ですから前回とは180度態度を変えて、「おっ、今回は北朝鮮も出方が違うな。対話に応じているようだ。ならばもう少し様子を見てからにしよう」
このような世論の反応を北朝鮮側は狙っています。
いずれ結果を出さなければ北朝鮮側への非難は再燃します。といって結果を出せるわけでもありません。あくまでグレーな状態にしておいて、協議が継続されている間は制裁を求める声を抑えることで制裁発動につながる動きを封じようというものです。
今回の戦術は、協議を通じて日本と米国の間にある距離感を持たせることと、協議中に日本の世論が一時的にでも軟化すればそれはそれで良し、ということです。
こうしたことの繰り返しにより徐々に世論が軟化すればよい、というのが北朝鮮の思惑です。
などと勝手に書きましたが真相はどうなのでしょう?
各紙の解釈は次のとおり。
・中日新聞
外務省幹部によると北朝鮮代表団には今回、対日交渉の直接担当者は加わっていない。ただ、自民党が先の衆院選で大勝した背景もあり、北朝鮮としても日本側にまずは探りを入れるねらいがあるとみられる。
・西日本新聞
休会前の六カ国協議では、北朝鮮側が日朝の二国間協議に難色を示し、閉会決定直後の八月七日にようやく開催された。日本側は協議再開に先立ち、再び二国間協議の開催を提案していたが、早くも二日目に実現した。日朝協議開催を速報した韓国・聯合ニュースは「小泉純一郎首相が総選挙後の十二日の記者会見で、任期中に北朝鮮との国交正常化に向け努力を続けると強調したことが奏効した」と伝えた。
・産経新聞
今回、北朝鮮が日朝協議に応じてきたことについて、日本側には「先の総選挙で小泉純一郎首相率いる自民党が大勝したことを受けて、関係改善に向けた前向きなシグナルではないか」と見る向きもある。
・朝日新聞
日本側は前回の協議で、拉致問題について生存者の帰国と真相究明、拉致容疑者の引き渡しを求めたうえで、日朝関係の担当者が協議に加わるべきだと主張し、金次官は「本国に正確に伝える」と答えていた。だが、今回の北朝鮮代表団には対日交渉の担当者は参加していない。(事実を伝えたのみ)
・読売新聞
細田官房長官は14日午前の記者会見で、6か国協議再開から2日目の日朝会談実現について、「一定の前進だ。(北朝鮮側は)聞く耳を持たない感じもあったが、そうではないということだ」と評価した。日本側は6か国協議の期間中に、何度か日朝会談を行いたい考えだ。ただ、金次官は日朝問題の直接の担当者ではなく、議論が深まるかどうかは不透明だ。
kyabaajpさんが抱いた感想は、産経+中日といったところでしょうか。
なお、町村外務大臣が昨日の閣議で今回の協議で北朝鮮側が拉致問題に関する担当者を同行してくることを求めたことを前回の協議で北朝鮮側に伝えたと発言したことが報道されました。しかし今回そのような担当者が同行しているかどうかはまだ確認されていません。
ところでわれらが日本代表の陣容は
首席代表
佐々江賢一郎(局長)
次席代表
斎木昭隆(外務審議官)
その他
伊藤直樹(北東アジア課長)
ではないかと思います。
佐々江氏は、重村氏も一目置く人物です。斎木氏も皆さんよくご存知のように、御曹司タイプです。なお伊藤氏は検索する限りでは余り評判はよくありませんね。
ちなみに分かっている範囲での今回の北朝鮮側のスタッフは
首席代表
金桂寛外務次官(この人は94年の核危機の時も対米交渉役のキーマンの一人です)
次席代表
鄭泰洋外務省副局長(今回初参加)
その他
北朝鮮代表団は本国などからの13人を含む計15人
ニューヨークの国連代表部から韓成烈(ハン・ソンヨル)次席大使⇒米朝ニューヨークチャネル(国連本部)の北朝鮮側代表
外務省からも米朝交渉に参加したことがある玄鶴峰(ヒョン・ハクボン)研究員ら専門家
多くは米国担当と伝えられています。日本担当が出席してくれば少しは雰囲気も違うでしょうけど
これは メッセージ 215645 (komash0427 さん)への返信です.