小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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小泉「郵政解散」の暗号を読み解く3

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/09/04 22:48 投稿番号: [214241 / 232612]
  「理想の政治」の無力

  ところで、本紙(正論)読者の中にはっきりと、次のような反問が、ありうるでしょう。すなわち――先の郵政法案に反対したアンチ・コイズミの議員の中に、件(くだん)のどす黒い「人権擁護法案」に反対してくれている正義派の議員も僅かながら混じっているのではないか。その人たちを落選させてもよいのか――というものです。

  さあ、わたくしたちは、教科書が教えない議会政治について、あらためて考究しなければなりますまい。

  「拉致議連」の実質上の立ち上げ人である民主党の某名物議員(ただいま選挙期間中により、敢えて姓名を伏します)は、平均しますと、自民党の議員さんよりも良いことをおっしゃっています。同氏は、平正マスメディアを通じてその所信を開陳するだけではない。地元選挙区の団地でも、同じ調子で同じ大上段のテーマを訴え続けている。その節義を疑う人はさぞや少ないことでしょう。

(ジンジンジンのことかな?)

  しからば、該名物議員氏は、果たして将来の日本の首相になれるのだろうか?こう訊かれましたらなら、客観的に、それは至難であろうと評するしかない。何とならば、議会制民本主義では、権力は多数派が握るものだからです。それを否定したら独裁政治です。そしてその多数派の領袖となるには、他者とのいろいろな妥協が即断できなくちゃいけないでしょう。遺憾なことに、高邁な信念を貫くことと、政治の芸術たる妥協とは、町人はいても市民のいない日本におきましては、あまりにもしばしば「両立不可」なのです。

  小泉氏は既に多数派の領袖です。その地位を得、またその地位を保つためには、過去に数限りない妥協を繰り返してきました。この妥協っぷりにつきまして、あれこれと批判をすることは簡単ですが、では小泉氏より政権が正しく、しかも妥協を肯んじず、それでいながら小泉氏と並ぶくらいの多数派をまとめている、あるいは今すぐにでもまとめられそうな政治家はいるんですか?いないじゃないですか。少数派にいつか期待できそうな理想の政治とは、眼前のシナの水爆ミサイルの脅威の前に、何か意味があるんでしょうか?

  私には、来る「9・11」では、選択の余地などまるで無いように見えます。

  (つづく)
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