これは安倍つぶしか
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/09/03 00:26 投稿番号: [213887 / 232612]
これは安倍つぶしか(by 八木秀次『今月号の正論』より)
突然の衆議院解散で重要な問題のすべてが吹っ飛んだ感じだ。戦後60年という節目であるから小泉首相は公約通り8月15日に靖国神社へ参拝すると思ったが、総選挙の争点になることを回避して参拝しなかった。代わって出されたのが、戦後50年の村山談話を踏襲した「小泉談話」。最悪のパターンだ。
総選挙での首相の手法が問題となっているが、郵政民営化反対の候補者に対立候補を立てるくらいなら、同じ公約である靖国神社参拝に反対する候補者にも対立候補を立ててはどうなのか。そのほうがよほどスッキリした区分けができる。国家感の怪しい議員は排除できるからだ。しかし現実は、郵政のような優先順位から言えば下のテーマで対立構造を作るから、本来は対立しないでもいい人たちまでが対立を余儀なくされてしまう。
今般の総選挙は小泉首相による旧田中派つぶし、亀井派つぶしであると言われている。もちろんその要素は大きいが、私には首相の魂胆のひとつは安部信三つぶしににあると思われてならない。
郵政民営化法案には反対票を投じて「造反議員」と呼ばれている人たちには様々なテーマで安倍氏と行動を共にしてきた人が多い。
拉致問題での平沼赳夫氏、教科書問題での古屋圭司氏、衛藤晟一氏、人権擁護法案での城内実るし、古川禎久氏などがそうである。あるいはこれらの人以外にいるかもしれない。ところが安倍氏は自民党幹事長代理という執行部の一員であるということで、これらの人々に対立候補を立て、落選させる役回りを演じることになってしまった。
今のところ、対立候補を立てる刺客作戦への反発は小泉首相本人に向けられている。しかし、ここが小泉純一郎という人の狡賢いところである。やがてその「造反議員」の怨念は小泉首相のみならず自民党の現執行部全体に向いてくるだろう。現に武部努幹事長にはその矛先が向き始めている。「造反議員」が、対立候補を立てられたために落選したり、当選しても選挙で苦労するようなことがあるとすれば、感情の向かう場所は盟友や同志でありながら、執行部の一員として自分たちに刺客を差し向ける片棒を担ぐ役割を演じることになった安倍氏にならざるを得ない。人間の感情というものはそういうものだろう。おそらく小泉首相はその辺のところも見抜いていると思う。
ポスト小泉の最右翼はいうまでもなく安倍氏である。ここのところ、どの世論調査でも群を抜いて待望論が強くなっている。ということは、小泉首相の存在を脅かすのは、旧田中派でも亀井派でもない。橋本龍太郎はすでに引退に追い込んだ。青木幹雄氏にもかつての力はない。亀井静香氏にはオッチョコチョイのホリエモン(堀江貴文氏)を刺客として送りこんだ。うまく行けば亀井氏の政治生命を絶つことができるだろう。であれば、小泉首相にとっての最大の脅威は安倍氏ということになってくる。
この安倍氏の党内支持基盤を今回の刺客作戦でズタズタにすることができる。怨嗟がやがて安倍氏にも向いてくれば安倍氏をつぶせる。古い政敵を倒すのと同時に、新しい政敵をもつぶせるのだ。いわば一石二鳥である。安倍氏にどんなに国民的な人気があっても、党内で安倍氏を支える人たちがいなければポスト小泉の目はない。これでポスト小泉の最有力候補をつぶせば、ポスト小泉は小泉純一郎ということとなる。こんなことを小泉首相は考えているのではないか。
今後、安倍氏は苦しい立場に置かれるかもしれない。盟友や同志を苦しめる役割を図らずも演じざるを得なくなった今回の後遺症は様々な形で残るだろう。しかし、それは国家にとっての大きな損失である。国家観を共有するものが一致団結してこの国難を乗りきって行くためには安倍晋三というシンボルが必要だからである。
すでに行っていると思うが、安倍氏は先に挙げた盟友や同志を今回の選挙でも陰ながら支援して欲しい。これまで様々なテーマで安倍氏と行動を共にしてきた人たちも今は安倍氏と立場を異にせざるを得ないが、安倍氏の苦しい立場を理解し、安倍氏に怨嗟の感情を向けないで欲しい。そうなれば、小泉首相の思うつぼである。恨むのは小泉首相だけにして欲しい。
それにしても小泉純一郎という人物は、なんと非常で狡猾なのか。
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インテリらしい物言い。
この次に紹介するのは最近めでたいことがあった肉体派の兵頭ニ十八ちゃん。
突然の衆議院解散で重要な問題のすべてが吹っ飛んだ感じだ。戦後60年という節目であるから小泉首相は公約通り8月15日に靖国神社へ参拝すると思ったが、総選挙の争点になることを回避して参拝しなかった。代わって出されたのが、戦後50年の村山談話を踏襲した「小泉談話」。最悪のパターンだ。
総選挙での首相の手法が問題となっているが、郵政民営化反対の候補者に対立候補を立てるくらいなら、同じ公約である靖国神社参拝に反対する候補者にも対立候補を立ててはどうなのか。そのほうがよほどスッキリした区分けができる。国家感の怪しい議員は排除できるからだ。しかし現実は、郵政のような優先順位から言えば下のテーマで対立構造を作るから、本来は対立しないでもいい人たちまでが対立を余儀なくされてしまう。
今般の総選挙は小泉首相による旧田中派つぶし、亀井派つぶしであると言われている。もちろんその要素は大きいが、私には首相の魂胆のひとつは安部信三つぶしににあると思われてならない。
郵政民営化法案には反対票を投じて「造反議員」と呼ばれている人たちには様々なテーマで安倍氏と行動を共にしてきた人が多い。
拉致問題での平沼赳夫氏、教科書問題での古屋圭司氏、衛藤晟一氏、人権擁護法案での城内実るし、古川禎久氏などがそうである。あるいはこれらの人以外にいるかもしれない。ところが安倍氏は自民党幹事長代理という執行部の一員であるということで、これらの人々に対立候補を立て、落選させる役回りを演じることになってしまった。
今のところ、対立候補を立てる刺客作戦への反発は小泉首相本人に向けられている。しかし、ここが小泉純一郎という人の狡賢いところである。やがてその「造反議員」の怨念は小泉首相のみならず自民党の現執行部全体に向いてくるだろう。現に武部努幹事長にはその矛先が向き始めている。「造反議員」が、対立候補を立てられたために落選したり、当選しても選挙で苦労するようなことがあるとすれば、感情の向かう場所は盟友や同志でありながら、執行部の一員として自分たちに刺客を差し向ける片棒を担ぐ役割を演じることになった安倍氏にならざるを得ない。人間の感情というものはそういうものだろう。おそらく小泉首相はその辺のところも見抜いていると思う。
ポスト小泉の最右翼はいうまでもなく安倍氏である。ここのところ、どの世論調査でも群を抜いて待望論が強くなっている。ということは、小泉首相の存在を脅かすのは、旧田中派でも亀井派でもない。橋本龍太郎はすでに引退に追い込んだ。青木幹雄氏にもかつての力はない。亀井静香氏にはオッチョコチョイのホリエモン(堀江貴文氏)を刺客として送りこんだ。うまく行けば亀井氏の政治生命を絶つことができるだろう。であれば、小泉首相にとっての最大の脅威は安倍氏ということになってくる。
この安倍氏の党内支持基盤を今回の刺客作戦でズタズタにすることができる。怨嗟がやがて安倍氏にも向いてくれば安倍氏をつぶせる。古い政敵を倒すのと同時に、新しい政敵をもつぶせるのだ。いわば一石二鳥である。安倍氏にどんなに国民的な人気があっても、党内で安倍氏を支える人たちがいなければポスト小泉の目はない。これでポスト小泉の最有力候補をつぶせば、ポスト小泉は小泉純一郎ということとなる。こんなことを小泉首相は考えているのではないか。
今後、安倍氏は苦しい立場に置かれるかもしれない。盟友や同志を苦しめる役割を図らずも演じざるを得なくなった今回の後遺症は様々な形で残るだろう。しかし、それは国家にとっての大きな損失である。国家観を共有するものが一致団結してこの国難を乗りきって行くためには安倍晋三というシンボルが必要だからである。
すでに行っていると思うが、安倍氏は先に挙げた盟友や同志を今回の選挙でも陰ながら支援して欲しい。これまで様々なテーマで安倍氏と行動を共にしてきた人たちも今は安倍氏と立場を異にせざるを得ないが、安倍氏の苦しい立場を理解し、安倍氏に怨嗟の感情を向けないで欲しい。そうなれば、小泉首相の思うつぼである。恨むのは小泉首相だけにして欲しい。
それにしても小泉純一郎という人物は、なんと非常で狡猾なのか。
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インテリらしい物言い。
この次に紹介するのは最近めでたいことがあった肉体派の兵頭ニ十八ちゃん。
これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.