中国の経済と人民元
投稿者: hangyosyufu01 投稿日時: 2005/08/14 14:16 投稿番号: [211535 / 232612]
ドルが安くなったのはアメリカの衰退ではない。為替の変動は輸出入の収支が不均衡だから起る、為替の自由化による普遍的な現象である。中国のように対米収支が不均衡で、ドルペッグを固持する国はドル下落に影響される、これがアメリカの戦略で、ドル安は日本ではなく、中国がドルペッグを止めて人民元の自由化を促進するためと思われる。
80年代の日本が歩いた経路をみると、人民元は1ドル対8元から長期的に1ドル対4元まで下がるといわれている。中国は2001年WTOに加盟したが、人民元を自由化していないので圧力がかかっているのだ。それでもなかなかドルペッグを止めない中国にアメリカ国会は関税を上げる法案を審理中で、あるいはWTOを通して罰金を科するとも言う。人民元の自由化は2005年と予定されたが、現在の見通しでは今年の10月までに中国が人民元を1対8から1対6まで下げて、2007年ごろに自由化するという。自由化した後の人民元は1対4ぐらいになるという予想だ。80年代以来、日本の辿った道と同じく、人民元を自由化すれば中国経済は下落する可能性が強い。
中国の虚像
山本七平は「日本人とユダヤ人」の中で「日本が読めるから日本が理解できるなどと考えてはならない、その逆に外国語がペラペラだから外国が理解できると考えてはならない」と喝破した。アメリカ嫌い、中国よりの人はアメリカの衰退を喜び、日本が中国に「洞ヶ峠」で寝返ってアメリカを「懲らしめる」ことを期待しているが、とんでもない。アメリカは世界一の民主国家といわれ、移民が後を絶たない。中国はその逆で人民は外国移住を渇望している。アメリカの衰退を喜ぶことは賛成しかねる。
中国は強くなるか?筆者はそう思わない。中国人には五千年来少しも変っていないことが二つある、第一は覇権思想であり、近隣国家に対する侵略を止めないこと。日本が友好的でも尖閣諸島を奪取しようと狙っている。第二は貧富の差である。貧富の差が増大すれば不満が暴発して政権を打倒し、新国家が誕生する、中国大陸では五千年もこうして王国の盛衰を繰り返してきたが、今の政権もやがて自滅するだろう。覇権思想と貧富の差をなくし、真の民主主義国家が誕生するまで朝代の盛衰は続くだろう。
これは メッセージ 211534 (hangyosyufu01 さん)への返信です.
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