元国務省北朝鮮担当官に聞く
投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/07/27 23:06 投稿番号: [209770 / 232612]
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元国務省北朝鮮担当官
ケネス・キノネス氏に聞く
米国のケネス・キノネス元国務省北朝鮮担当官は26日、読売新聞とのインタビューに応じ、26日始まった6カ国協議の見通しについて「実質的な成果を得るのは非常に厳しい」と述べた。その理由としてキノネス氏は、北朝鮮が核放棄という米国の要求に応じるのは「米国との軍縮や和平交渉を経た後だ」と指摘。一方、今協議が決裂すれば,問題を国連安全保障理事会へ持ち込む動きが米政権内で加速すると、予測した。
◆北朝鮮の思惑
「協議の見通しは非常に厳しい。『協議を継続する』ぐらいで上出来だろう。北朝鮮が米国が求める形で核を放棄することはない。米国との段階的な軍縮交渉や和平交渉が先決だと考えている。核開発の担い手は軍部であり、金正日総書記も軍部と同様の意向だ。北朝鮮がもっとも重視するのは,米国が対北朝鮮政策を『敵視』から『平和共存』へ根本的に変えることだ」
◆米国の事情
「政策転換は米国にとっても非常に難しい。昨年2月、当時アーミテージ国務副長官は6カ国協議の枠内での米朝直接協議を提唱した。あくまで6カ国協議で話し合うとの立場を表明していたブッシュ大統領は怒り、副長官の解任すら考えた。翌日(共和党穏健派の)ルーガー上院外交委員長が大統領との朝食の席でアーミテージ提案を支持する意向を伝え、大統領はようやく解任を思いとどまった」
「今北朝鮮で主導権を握るのはライス国務長官だ。3月に日中韓を歴訪し、『平和的な外交解決以外のものを誰も望んでいない』と確信し、大統領に外交継続を説得した。だが、今回の協議が失敗すれば、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官ら強硬派の声が再び強まる。国連安保理へ問題を持ち込み、大量破壊兵器の拡散阻止構想(PSI)を強めようという話しが勢いを増す」
◆着地点
「2004年6月の米国提案に北朝鮮が今協議中に回答を出すことで米朝は合意した。回答は提出されたが、北は核を手放さない。そこで変わりに、北朝鮮が弾道ミサイルの発射を自制すると表明するなど、別の”着地点”を模索する動きが水面下で始まるかもしれない。日本にとって重要な問題だ。日本は拉致問題を提起したが、6カ国協議はあくまで多国間の問題を話し合う場。日本の心情はわかるが、拉致問題は日朝2国間の問題。この場には適さない」
(読売7月27日朝刊から)
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これは メッセージ 1 (mitokoumon_2002 さん)への返信です.
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