小泉首相の訪朝と課題について☆☆☆☆☆

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「自民党をぶっ壊す」か?

投稿者: komash0427 投稿日時: 2005/07/18 10:34 投稿番号: [208670 / 232612]
  小泉純一郎という政治家を、常識で推し量ることは不可能だ。日本の政治家としては間違いなく異端者の部類に入るこの人物について考えるためには、この人だけにしか通用しない“使い方説明書”を熟読しなければならない。といっても、決して複雑な人物ではない。むしろ、基本的には「単純」である。それもあっけにとられるほど単純である。政治家として、まして国政の責任者としての重みを考えれば、これでいいのかと首を傾げたくなるほどである。

  「5票差の前後から眠れない夜が続いて」と目をこすりながら、ある自民党幹部は小泉首相の尋常ならざる一面を語る。「思い込んだり、動揺したりということがまったくない。こちらは毎日、何ども票読みしているのに、どうなっているかと聞いてきたことが一度もない。われわれに言うことも、郵政民営化反対に言うことも、またメディアにはなすこともまったく同じ。方針が決まっているから、少しもぶれない。驚くしかないよ」

  ○   ○   ○

  方針とは郵政民営化法案を参議院で可決・成立させると言う事だ。否決されたら、迷わず解散・総選挙。その過程で一切の妥協を排除する。どうすれば内閣支持率が上がるか、そんなことはどうでもいい。上がったものはいつか下がる。下がればそのうち上がるかもしれない。実に単純なのである。あまりに単純な絵は、その奥に何か深い意味が隠されているのではないか、と凡庸な人間は疑う。子供の落書きがピカソに見えたりするように。

  眠い目をこすった幹部に今の首相の心境を解説してもらった。「郵政民営化法案を成立させられないような自民党なら、つぶれたほうがいい、という気持ちじゃないかな。何十年も前からの持論で、これで総裁になり、3回も国政選挙の公約に捧げ、マニフェストにも書いた。それでもできないのなら、もう何をかいわんや、でしょ」。それを聞いて思い出したことがある。首相の好きな歴史上の人物、織田信長の比叡山焼き打ちのことである。

(つづく)
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