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「引き裂かれる世界」

投稿者: hangyosyufu 投稿日時: 2005/07/17 11:35 投稿番号: [208626 / 232612]
(S・ハンチントン著)

日本の近未来は「アメリカとの同盟を強化して中国への対抗勢力形成を進める」「台湾・ベトナム・インドネシアなどを日本グループに入れ、軍事大国となって独自に中国に対抗する」「中国主導の地域連合に入り従属的地位に置かれる」の3パターン以外は存在しないと断じている。(もう台湾は、間に合いそうもない)

日本の20年後の近未来は、これら3つの可能性以外は絶対に存在しない。

≪ハンチントン「文明の衝突」≫
 
「西欧文明」対「中華文明・イスラム文明」の衝突によって新世紀の世界は拡散した恒常的暴力の時代になるというが、まさにその予測どおりに現実の世界は動いている感がある。

西欧とアジアが敵対するような近未来は、何としても回避しなければならないが、中共の中華文明(大中華覇権主義)とアメリカが代表する西欧文明では対決は不可避となる。

ハンチントンは世界の文明を西欧、イスラム、日本、儒教、ヒンズー、ラテンアメリカ、東方正教会、アフリカの8つに分類し、

「日本という国は世界でも他にない位置を占めている。ほかの文明には、みな二つ以上の国がある。日本はその文明の境界が国家の境界と一致している唯一の国だ」として、

「こうした要素は、私には、日本に建設的な役割を生み出すのではないかと思われる。一言で言えば、世界は日本に文明の衝突を調停する大きな機会をもたらしているのだ」と述べている。

またハンチントンは「日本は『文明の衝突』の中で私がダボス文化と呼んだ『普遍的文明』へ向う進化における高度に進んだ段階の代表格」とも述べており、「普遍的文明」すなわち全人類が共有できる唯一の文明に最も近づいているのが日本文明だと指摘している。
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