>金正日体制の崩壊の方法
投稿者: sofiansky2003 投稿日時: 2005/07/12 23:26 投稿番号: [208289 / 232612]
>(イ)の目的は、体制崩壊を促すには国民が政治的にも経済的にも豊かになること。そのためにはまず国民が経済的に豊かになること。
>(ロ)の目的は、国民を暴力と恐怖で支配しないこと。そのためにはやはり国民が経済的に豊かになること。
おそろしく原則的な話ですが(これはこれでよいとしても)、ずいぶん乱暴な仮説だと思う。
(イ)の問題−経済的豊かさ
少なくとも、金日成の時代は<物理的豊かさ>を目指していたし、それを南との比較で誇っていた時代があった。
(「地上の楽園」とはその最たるもの−真っ赤な嘘だが、在日や当時の左派には説得力があったらしい。)
物理的な豊かさとは、あくまでも他国との比較<相対的な問題>だと思う。
北の人々は少なくとも、60年代までは北が上で、70年代までは韓国と肩を並べていたし、
少しは経済も発展した。
北の人々は事実でそう思っていたらしい。
徹底した<情報鎖国>の中では、外の発展した世界を知らない限り、
これは非常に有効に作用する。
人民がこう思っている限り、金正日に求心力が増し(北はこのような構造になっている)、
この体制は安泰である。
ただし、食糧不足で餓死者がでると別である。
これは人間もう、生死にかかる問題ですからね。
<豊かさ>とは、基準は2つあると思う。
1つは、自らが(あるいは周囲が)以前と比べて豊かになったと実感すること。
2つ目は、他と(海外でもよい)比べて豊かになったと思うこと。
2つ目は、特に北にとって南の韓国との比較が決定的でしょうね。
(一般的日本人はこの2つに当てはまるのじゃないかな。ただし、将来は別か)
例:ずいぶん前のNHKドキュメントですが、
中国国内の某田舎での老婆の発言。
解放後我々貧農の暮らしは豊かになった。
昔は娘達を売らなくては生きていけなかったが、今は充分に食べていける。
「毛沢東には感謝します」とさかんに言っていた。
この老婆の発言と思いは事実だったと思う。
ところで一方で共産党政権ができてから随分と経つのに、いつまでこんなこと言っているのかなという感じ。
これがこの老婆の孫・ひ孫の代にある現在の人々にはそんなことはとても通じない。
この論法で行けば、少なくとも70年代までは経済的に豊かであったが、
人民は政治的自由を求めるわけでもなく、かえって独裁に傾いていった。
政治的自由とか、現体制がおかしいと思うのは、機会はやはり外からの情報でしょうね。
(現在の北朝鮮の中は、どれほど周辺国の豊かさが伝わっているか知りませんが、
残念ながら風評で入ってきても、確信に至らないかも。)
故に<情報鎖国>の維持のために、最近は携帯電話の電波の遮断のための措置を講じているといいます。
技術的にそういうことができるのかどうか、知りませんが。
(人工衛星と直結している携帯電話があったと思うけど)
(ロ)の問題
豊かさと人民監視はすぐに結びつかないでしょう。
豊かになれば、監視装置が余計に必要になってくるのでしょうね。
それだけ海外からの情報を所有する手段が増すというものでしょうから。
人民を監視するのは、日本の警察といわれる内閣に所属する社会保安省
(日本で言えば警察庁というところで、表の組織→昨年の拉致被害者10名の調査に当たった組織)ではなく、
労働党(又は国防委員会)国家安全保衛部が、ピラミッドの組織を人民にも軍隊の中にも張っていて、
十数人に1人がその手先にという組織が機能しているのですから。
後半にも興味ありますが、今晩はこれだけにしておきます。
くりかえしますが、金親子体制は援助慣れしているし、いかに権力を継続していくかが最終目的。
援助国を選びそこを遊泳していくのがうまいというか、
それが<国技>みたいなものですから。
大した<国技>である。
>(ロ)の目的は、国民を暴力と恐怖で支配しないこと。そのためにはやはり国民が経済的に豊かになること。
おそろしく原則的な話ですが(これはこれでよいとしても)、ずいぶん乱暴な仮説だと思う。
(イ)の問題−経済的豊かさ
少なくとも、金日成の時代は<物理的豊かさ>を目指していたし、それを南との比較で誇っていた時代があった。
(「地上の楽園」とはその最たるもの−真っ赤な嘘だが、在日や当時の左派には説得力があったらしい。)
物理的な豊かさとは、あくまでも他国との比較<相対的な問題>だと思う。
北の人々は少なくとも、60年代までは北が上で、70年代までは韓国と肩を並べていたし、
少しは経済も発展した。
北の人々は事実でそう思っていたらしい。
徹底した<情報鎖国>の中では、外の発展した世界を知らない限り、
これは非常に有効に作用する。
人民がこう思っている限り、金正日に求心力が増し(北はこのような構造になっている)、
この体制は安泰である。
ただし、食糧不足で餓死者がでると別である。
これは人間もう、生死にかかる問題ですからね。
<豊かさ>とは、基準は2つあると思う。
1つは、自らが(あるいは周囲が)以前と比べて豊かになったと実感すること。
2つ目は、他と(海外でもよい)比べて豊かになったと思うこと。
2つ目は、特に北にとって南の韓国との比較が決定的でしょうね。
(一般的日本人はこの2つに当てはまるのじゃないかな。ただし、将来は別か)
例:ずいぶん前のNHKドキュメントですが、
中国国内の某田舎での老婆の発言。
解放後我々貧農の暮らしは豊かになった。
昔は娘達を売らなくては生きていけなかったが、今は充分に食べていける。
「毛沢東には感謝します」とさかんに言っていた。
この老婆の発言と思いは事実だったと思う。
ところで一方で共産党政権ができてから随分と経つのに、いつまでこんなこと言っているのかなという感じ。
これがこの老婆の孫・ひ孫の代にある現在の人々にはそんなことはとても通じない。
この論法で行けば、少なくとも70年代までは経済的に豊かであったが、
人民は政治的自由を求めるわけでもなく、かえって独裁に傾いていった。
政治的自由とか、現体制がおかしいと思うのは、機会はやはり外からの情報でしょうね。
(現在の北朝鮮の中は、どれほど周辺国の豊かさが伝わっているか知りませんが、
残念ながら風評で入ってきても、確信に至らないかも。)
故に<情報鎖国>の維持のために、最近は携帯電話の電波の遮断のための措置を講じているといいます。
技術的にそういうことができるのかどうか、知りませんが。
(人工衛星と直結している携帯電話があったと思うけど)
(ロ)の問題
豊かさと人民監視はすぐに結びつかないでしょう。
豊かになれば、監視装置が余計に必要になってくるのでしょうね。
それだけ海外からの情報を所有する手段が増すというものでしょうから。
人民を監視するのは、日本の警察といわれる内閣に所属する社会保安省
(日本で言えば警察庁というところで、表の組織→昨年の拉致被害者10名の調査に当たった組織)ではなく、
労働党(又は国防委員会)国家安全保衛部が、ピラミッドの組織を人民にも軍隊の中にも張っていて、
十数人に1人がその手先にという組織が機能しているのですから。
後半にも興味ありますが、今晩はこれだけにしておきます。
くりかえしますが、金親子体制は援助慣れしているし、いかに権力を継続していくかが最終目的。
援助国を選びそこを遊泳していくのがうまいというか、
それが<国技>みたいなものですから。
大した<国技>である。
これは メッセージ 208263 (komash0427 さん)への返信です.